情報処理安全確保支援士暗記無料で始める

リトライとタイムアウトの設計とは?りとらいとたいむあうとのせっけい

リトライとタイムアウトの設計とは、応答を待ち切る上限時間(タイムアウト)と、失敗したとき何回どの間隔で送り直すか(リトライ)を組にして決める設計。回数の上限を必ず設けたうえで、待ち時間を倍々に伸ばす指数バックオフと、送信時刻を乱数でずらすジッタを併用するのが定石になる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

情報処理安全確保支援士試験の頻出用語/午前II

情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →

背景

ネットワークをまたぐ呼出しでは、一時的な失敗が日常的に起きる。都度エラーを返すと利用者体験が壊れる一方、無制限に送り直すと復旧の瞬間に全クライアントが一斉に殺到し、直りかけたサービスをもう一度落としてしまう。上限と間隔を設計で縛るのは、自分の再送が攻撃と同じ負荷になるのを避けるためであり、可用性を守る設計判断として問われる。

具体例

AWS の各SDKは既定で指数バックオフとジッタを組み合わせた再試行を行い、回数の上限も設定値として持つ。1秒・2秒・4秒と延ばしつつ各待ち時間に乱数の揺らぎを加えるため、復旧直後に再送が同一時刻へ揃うことを避けられる。

試験での引っ掛け

層ごとに再試行を入れると回数が掛け算になる。3層がそれぞれ3回送り直せば最下層への負荷は27倍で、障害を自分で増幅することになる。再試行は呼出し元に近い1か所へ寄せ、下位はタイムアウトで速やかに諦めさせる。冪等でない処理を無条件に送り直すと二重登録や二重決済を招く点も別の論点として問われる。

関連用語

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

情報処理安全確保支援士を最短で暗記・合格する →

試験での特徴
  • 分野:午前II
  • 層ごとに再試行を入れると回数が掛け算になる。