使用性(ユーザビリティ)とは?しようせい
使用性(ユーザビリティ)とは、利用者が目的を達成するうえでの、理解・習得・操作のしやすさを表すJIS X 25010の主特性。副特性は適切度認識性、習得性、運用操作性、ユーザエラー防止性、ユーザインタフェースの快さ、アクセシビリティの6つ。誰が、どんな利用状況で使うかを特定して初めて評価でき、製品単体の絶対値としては測れない。
最終更新:2026-10-06
この語が出る過去問を解く →背景
画面の良し悪しは放っておくと好みの言い合いになり、レビューで結論が出ない。これを避けるため、有効さ・効率・満足度という測れる量に置き換えたのがJIS Z 8521(ISO 9241-11)の考え方で、製品品質側の整理がJIS X 25010の使用性にあたる。システムアーキテクトのシラバスでも、要件定義とテストの双方に使用性を評価する能力が挙がっており、非機能要件として書き、適格性確認テストで確かめる対象になる。
具体例
官公庁のオンライン申請では、初回利用者のタスク完了率と離脱箇所を計測して入力項目を削る改善が行われている。デジタル庁のデザインシステムやfreeeのアクセシビリティー・ガイドラインのように、判断基準を文書として公開し、実装レビューで機械的に照合できる形にしている例がある。
試験での引っ掛け
処理が速いことは性能効率性であり、使用性ではない。理解しやすさ・習得しやすさ・操作しやすさが判定語になる。アクセシビリティは使用性の副特性であって独立した主特性ではなく、また画面が美しいかどうかを問う特性でもない点も取り違えやすい。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの5 要件の識別 > 5-5 非機能要件の定義に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。