バスとは?ばす
バスとは、装置間でデータ・アドレス・制御信号をやり取りする共通の伝送路。幅と動作周波数の積が理論上の転送能力になるが、共有である以上は同時に使えず使用権の調停が要る。装置を増やすほど1台当たりの実効速度が落ちる点が、構成を決めるときの制約になる。
最終更新:2026-10-06
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装置ごとに専用の線を引けば速いが、線の本数と基板の面積が装置数に比例し、拡張のたびに設計をやり直すことになる。共通の伝送路を1本用意して全員で分け合えば、装置の追加は安く済む。この「拡張の容易さと引き換えに帯域を分け合う」妥協がバスである。高速化が進むと配線ごとの遅延のばらつきが並列伝送の足かせになり、いまは専用のシリアル接続へ重心が移っている。
具体例
PCI Expressはレーン単位で帯域を割り当てるが、CPUが持つレーン数は有限で、サーバ向けでも128レーン級に留まる。NVMe SSDが1台で4レーンを使うため、搭載本数を増やせばNICやGPUへ回せるレーンが減る。拡張計画はスロットの数ではなくレーン数で検算する。
試験での引っ掛け
幅を広げれば速くなるとは限らない。高速域では信号の到達時間のばらつきが効き、並列より高速シリアルが有利になる。理論転送速度は符号化や制御信号の分を含まない上限値で、実効値は必ずそれを下回る。共有バスの帯域は接続台数で分け合う点も、性能見積りで落としやすい。
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出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。