性能設計(応答時間・スループット)とは?
性能設計(応答時間・スループット)とは、応答時間は要求を出してから結果が返るまでの時間、ターンアラウンドタイムは依頼から全結果を受け取るまでの時間、スループットは単位時間あたりの処理量。性能要件はこれらを、対象処理・負荷条件・測定位置とともに定義する。
システムアーキテクト試験の過去問では2回出題されています。
せいのうせっけい
性能設計(応答時間・スループット)の意味
応答時間は要求を出してから結果が返るまでの時間、ターンアラウンドタイムは依頼から全結果を受け取るまでの時間、スループットは単位時間あたりの処理量。性能要件はこれらを、対象処理・負荷条件・測定位置とともに定義する。
性能設計(応答時間・スループット)の具体例
「ピーク時(毎秒200件)でも検索の応答時間は95パーセンタイルで1秒以内」と条件付きで合意する。
性能設計(応答時間・スループット)は試験でどう引っ掛けられる?
平均値だけの合意は無意味になりやすい。パーセンタイルや最大値を併記するのが実務上の要点。
性能設計(応答時間・スループット)と関連する用語
性能設計(応答時間・スループット)が出た過去問
キャッシュサーバを利用した検索処理の平均応答時間は,キャッシュサーバでヒットした場合には0.2秒,ヒットしない場合には2.2秒である。現在の平均検索応答時間は,…
正解:1.6
要点:平均応答時間からヒット率を逆算し半減後に再計算する
現在のヒット率をhとすると、0.2h+2.2(1-h)=1.0 が成り立ち、これを解くとh=0.6となる。3年後のヒット率はその半分の0.3なので、平均応答時間は 0.2×0.3+2.2×0.7=0.06+1.54=1.6秒となる。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問22(IPA)トランザクションの隔離性水準を高めたとき,不整合なデータを読み込むトランザクション数と,単位時間に処理できるトランザクション数との適切な組合せはどれか。
正解:減る/減る
要点:隔離性を高めると整合性は上がるがスループットは下がる
隔離性水準を高めるほどロックの範囲や保持期間が広がり、他のトランザクションによる未確定データの読込みが抑えられるため、不整合なデータを読むトランザクションは減る。一方で待ち合わせが増えて並行度が下がるので、単位時間に処理できるトランザクション数は減る。整合性と性能はトレードオフの関係にある。
出典:令和7年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問24(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。