システムアーキテクト暗記無料で始める

リストとは?りすと

リストとは、各要素が次の要素へのポインタを持つ形でつながるデータ構造。挿入・削除はポインタの付け替えだけで済む一方、n番目の要素へアクセスするには先頭からたどる必要がある。配列と比べたときの選択理由は「参照が多いか、途中の更新が多いか」であり、性能要件から構造を決めた根拠を説明できることが設計側に求められる。

最終更新:2026-10-06

試験情報

システムアーキテクト試験の過去問では1回出題され、ほかに4問の解説で触れられています(2019年度〜2024年度)。

システムアーキテクト試験の頻出用語/午前II

別名:連結リスト、リンクリスト

この語が出る過去問を解く →

背景

配列は連続した領域をあらかじめ確保するため、件数が読めないデータや途中で増減するデータでは、多めに取って無駄にするか、あふれて作り直すかの二択になる。必要になった分だけ領域を継ぎ足せる形として考えられたのがリストである。データ構造の選択はメモリと応答時間のトレードオフに直結するため、性能設計の前提として問われる。

具体例

Javaの java.util.LinkedList は双方向リスト、ArrayList は内部が配列で、要素の追加削除が多い処理と添字参照が多い処理で使い分ける。Linuxカーネルは list_head という双方向循環リストの共通構造を持ち、プロセスやデバイスの管理に使っている。

試験での引っ掛け

配列は「アクセスが速く挿入削除が遅い」、リストは「挿入削除が速くアクセスが遅い」。単方向リストでは手前に戻れないため、末尾要素の削除には先頭からのたどり直しが要る。「要素数が可変だからリスト」という理由付けも誤りで、ArrayListのような可変長配列がある。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では1回出題(2019年度〜2024年度)
  • 分野:午前II
  • 配列は「アクセスが速く挿入削除が遅い」、リストは「挿入削除が速くアクセスが遅い」。