アジャイル開発とは?
アジャイル開発とは、短い反復(イテレーション/スプリント)で計画・実装・テスト・リリースを繰り返し、動くソフトウェアを継続的に届けながら要求の変化に適応していく開発の総称。文書より動くもの、契約交渉より協調を重んじる。
システムアーキテクト試験の過去問では6回出題されています(2017年度〜2024年度)。
あじゃいるかいはつ
アジャイル開発の意味
短い反復(イテレーション/スプリント)で計画・実装・テスト・リリースを繰り返し、動くソフトウェアを継続的に届けながら要求の変化に適応していく開発の総称。文書より動くもの、契約交渉より協調を重んじる。
アジャイル開発の具体例
2週間ごとに動くソフトウェアを届け、利用者の反応を次の反復の計画に反映する。
アジャイル開発は試験でどう引っ掛けられる?
計画や設計をしないという意味ではない。計画を頻繁に見直す点が違い。
アジャイル開発と関連する用語
アジャイル開発が出た過去問
アジャイル開発プロセスにおいて、Bill Wakeが提案した"INVEST"と呼ばれる六つの観点を用いて行うことはどれか。
正解:質の高いユーザストーリとなっているかどうかを評価する。
要点:INVESTは良いユーザストーリを測る六つの観点
INVESTはBill Wakeが示した、良いユーザストーリが備えるべき六つの性質の頭字語である。Independent(独立している)、Negotiable(交渉可能)、Valuable(価値がある)、Estimable(見積り可能)、Small(小さい)、Testable(テスト可能)を指し、アジャイル開発でバックログ項目の質を点検する観点として使われる。図の作成技法ではなく、あくまでストーリの評価基準である点が要点。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問1(IPA)スクラムを適用したアジャイル開発において、スクラムチームで何がうまくいき、何がうまくいかなかったのかを議論し、継続的なプロセス改善を促進するアクティビティはどれ…
要点:レトロスペクティブは成果物でなくプロセスを振り返る場
スプリントレトロスペクティブは、スプリントの最後に開発チーム自身が自分たちの進め方を振り返り、うまくいったことと課題を洗い出して次のスプリントの改善策を決めるイベントである。成果物そのものを検査するスプリントレビューとは対象が異なり、こちらはプロセスと人・関係性を対象とする。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問13(IPA)アジャイル開発手法の一つであるスクラムを適用したソフトウェア開発プロジェクトにおいて、KPT手法を用いてレトロスペクティブを行った。KPTにおける三つの視点の組…
正解:Keep, Problem, Try
要点:KPTはKeep・Problem・Tryの三視点で振り返る
KPTは振り返りのフレームワークで、Keep(うまくいったので続けること)、Problem(うまくいかなかった課題)、Try(次に試すこと)の三つの視点で意見を整理する。良かった点と課題を分けて挙げ、そこから具体的な次の行動へ落とし込む流れが特徴である。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問13(IPA)アジャイル開発の初期段階において、プロジェクトの目的、スコープなどに対する共通認識を得るために、あらかじめ設定されている設問と課題について関係者が集まって確認し…
正解:インセプションデッキ
要点:決められた設問で立ち上げ時の共通認識を作るのがインセプションデッキ
インセプションデッキは、アジャイル開発の立ち上げ時に「我々はなぜここにいるのか」「やらないことリスト」など、あらかじめ決められた10個の設問・課題をチームと関係者で議論し、その結果をスライドにまとめて共有する手法である。目的・スコープ・優先順位に対する認識のずれを開発が本格化する前に解消することがねらいである。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問1(IPA)スクラムを適用したアジャイル開発において、スクラムチームで、人、関係、プロセス及びツールの観点から、何がうまくいき、何がうまくいかなかったのかを議論し、プロセス…
正解:スプリントレトロスペクティブ
要点:スプリントの働き方を振り返り改善するのがレトロスペクティブ
スプリントレトロスペクティブは、スプリントの最後にスクラムチームが自分たちの働き方を振り返るイベントである。人・関係・プロセス・ツールの観点で、うまくいったこととそうでなかったことを話し合い、次のスプリントで実行する改善策を決める。
出典:令和5年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問12(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。