リストとは?
リストとは、各要素が次の要素へのポインタを持つデータ構造。要素の挿入・削除がポインタの付け替えだけで済む一方、n番目の要素へアクセスするには先頭からたどる必要がある。
システムアーキテクト試験の過去問では5回出題されています(2019年度〜2024年度)。
りすと
リストの意味
各要素が次の要素へのポインタを持つデータ構造。要素の挿入・削除がポインタの付け替えだけで済む一方、n番目の要素へアクセスするには先頭からたどる必要がある。
リストの具体例
単方向リストで末尾の要素を削除するには、直前の要素のポインタを書き換える必要があるが、単方向では手前に戻れないため先頭から全体をたどることになる。双方向リストならこれを避けられる。
リストは試験でどう引っ掛けられる?
配列は「アクセスが速く挿入削除が遅い」、リストは「挿入削除が速くアクセスが遅い」。用途に応じた選択理由が問われる。
リストと関連する用語
リストが出た過去問
データが昇順に並ぶようにリストへデータを挿入するサブルーチンを作成した。このサブルーチンのテストに用いるデータの組合せのうち、網羅性の観点から適切なものはどれか…
正解:3, 1, 4, 2
要点:挿入処理は先頭・途中・末尾の三通りを通すデータで試す
昇順を保つ挿入処理では、挿入位置が先頭・途中・末尾のいずれになる場合も動くことを確かめる必要がある。3→1→4→2の順に入力すると、3で初期化、1は先頭へ、4は末尾へ、2は途中へ挿入されることになり、三通りの挿入位置をすべて通る。降順や昇順に整った並びでは片方の位置しか通らない。
出典:令和1年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問7(IPA)ディジタル証明書が失効しているかどうかをオンラインで確認するためのプロトコルはどれか。
正解:OCSP
要点:証明書の失効をオンラインで確認するプロトコルがOCSP
OCSP(Online Certificate Status Protocol)は、ディジタル証明書が失効していないかを検証者がレスポンダへ問い合わせ、リアルタイムで状態を得るためのプロトコルである。定期的に配布されるCRL(証明書失効リスト)を丸ごと取得する方式に比べ、通信量が少なく最新の状態を確認できる。
出典:令和3年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問18(IPA)アジャイル開発の初期段階において、プロジェクトの目的、スコープなどに対する共通認識を得るために、あらかじめ設定されている設問と課題について関係者が集まって確認し…
正解:インセプションデッキ
要点:決められた設問で立ち上げ時の共通認識を作るのがインセプションデッキ
インセプションデッキは、アジャイル開発の立ち上げ時に「我々はなぜここにいるのか」「やらないことリスト」など、あらかじめ決められた10個の設問・課題をチームと関係者で議論し、その結果をスライドにまとめて共有する手法である。目的・スコープ・優先順位に対する認識のずれを開発が本格化する前に解消することがねらいである。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問1(IPA)CRYPTRECの役割として、適切なものはどれか。
正解:電子政府での利用を推奨する暗号技術の安全性を評価、監視する。
要点:CRYPTRECは電子政府推奨暗号の安全性を評価・監視する
CRYPTREC(Cryptography Research and Evaluation Committees)は、電子政府で利用を推奨する暗号技術を評価・選定し、その安全性を継続的に監視する活動を行う組織である。評価結果は電子政府推奨暗号リストなどとして公表され、政府調達や広く一般の暗号選定の指針になっている。
出典:令和4年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問19(IPA)デジタル証明書が失効しているかどうかをオンラインで確認するためのプロトコルはどれか。
正解:OCSP
要点:証明書の失効状態をその場で問い合わせるのがOCSP
OCSP(Online Certificate Status Protocol)は、検証したいデジタル証明書の状態を応答用サーバへ問い合わせ、有効・失効・不明のいずれかの回答をその場で得るプロトコルである。失効リスト(CRL)を丸ごと取得して調べる方式に比べ、通信量が少なく最新の状態を素早く確認できる。
出典:令和6年度 春期 システムアーキテクト試験 am2 問19(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。