ホワイトボックステストとブラックボックステストとは?
ホワイトボックステストとブラックボックステストとは、ホワイトボックステストは内部構造(制御フロー)に着目し、命令網羅・分岐(判定)網羅・条件網羅などの基準でテストケースを作る。ブラックボックステストは内部構造を見ず、仕様書に基づいて入力と出力の関係を検証し、同値分割・限界値分析でケースを導く。
システムアーキテクト試験の過去問では3回出題されています(2016年度〜2018年度)。
ほわいとぼっくすてすと・ぶらっくぼっくすてすと
ホワイトボックステストとブラックボックステストの意味
ホワイトボックステストは内部構造(制御フロー)に着目し、命令網羅・分岐(判定)網羅・条件網羅などの基準でテストケースを作る。ブラックボックステストは内部構造を見ず、仕様書に基づいて入力と出力の関係を検証し、同値分割・限界値分析でケースを導く。
ホワイトボックステストとブラックボックステストの具体例
「金額が0以上10,000未満なら送料無料」という仕様から、0、9,999、10,000といった限界値のケースを作るのがブラックボックス。
ホワイトボックステストとブラックボックステストは試験でどう引っ掛けられる?
分岐網羅は各判定の真と偽を1回ずつ通ればよく、条件の全組合せ(複数条件網羅)までは要らない。
ホワイトボックステストとブラックボックステストと関連する用語
ホワイトボックステストとブラックボックステストが出た過去問
ブラックボックステストのテストデータの作成方法のうち、最も適切なものはどれか。
正解:機能仕様から同値クラスや限界値を識別し、テストデータを作成する。
要点:ブラックボックステストは仕様から同値と限界値を導く
ブラックボックステストは内部構造を見ず、仕様上の入出力の関係だけに基づいて設計する。代表的な技法が同値分割と限界値分析で、機能仕様から入力を同じ振る舞いをするクラスに分け、その代表値と境界付近の値をテストデータにする。流れ図の分岐に基づく設計はホワイトボックステストの手法である。
出典:平成28年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問10(IPA)探索的テスト技法の説明はどれか。
正解:経験や推測から重要と思われる領域に焦点を当ててテストし、その結果を基にした新たなテストケースを作成して、テストを繰り返す技法
要点:探索的テストは実行結果から次のケースを作り反復する
探索的テストは、テストケースを事前に網羅的に用意するのではなく、テストの設計・実行・学習を同時並行で進める技法である。経験や推測から重要と思われる部分にまず焦点を当ててテストし、その結果得られた知見を次のテストケースに反映するという繰返しで進める点が特徴である。
出典:平成29年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問11(IPA)ブラックボックステストにおけるテストケースの設計に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:プログラムがどのような機能を果たすのかを仕様書で調べて、テストケースを設計する。
要点:ブラックボックステストは仕様書から入出力関係を検証する
ブラックボックステストは、内部構造には立ち入らず、仕様として定められた入力と出力の関係が正しく実現されているかを確認する手法である。したがってテストケースは仕様書から機能を読み取って設計し、同値分割や限界値分析などで代表値を選ぶ。内部の命令網羅を狙うのはホワイトボックステストである。
出典:平成30年度 秋期 システムアーキテクト試験 am2 問9(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。