受注伝票入力の監査手続(網羅性・正確性の確認)とは?じゅちゅうでんぴょうにゅうりょくのかんさてつづき
受注伝票入力の監査手続(網羅性・正確性の確認)とは、起票された伝票がすべて漏れなく(網羅性)、書かれたとおりに(正確性)入力されたことを、第三者が確かめられる証拠で示す手続き。一連番号の欠番と重複の点検、起票枚数と登録件数の突合、エラーリストの処理結果の確認を組み合わせて確かめる。
最終更新:2026-10-06
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担当者が「間違いなく入力しました」と述べても証拠にはならないため、監査(定めどおり業務が行われたことを第三者が記録から確かめる活動)は必ず記録の側から確かめる。設計者にとっては、後から検証できる証跡を残す作りをあらかじめ仕込むかどうかの問題で、連番の採番や日次の件数集計は業務上は不要でも監査のために要る機能になる。
具体例
伝票にあらかじめ連番を印字しておき、当日の登録件数と連番の範囲を突き合わせる。欠番があればその番号の伝票を現物で探し、同一番号が2件登録されていれば二重入力と分かる。SAP ERPのように伝票番号が採番範囲から自動採番される仕組みなら、番号の連続性そのものが証跡になる。
試験での引っ掛け
連番の欠落・重複を追うのは網羅性、原票と登録内容を1件ずつ照合するのは正確性で、この対応を入れ替えた選択肢が出る。件数や金額の合計を突き合わせるコントロールトータルは網羅性側の手段であり、総額が一致していても明細どうしの取り違えは検出できない。
関連用語
出た過去問
出典:令和元年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問7(IPA)
データが昇順に並ぶようにリストへデータを挿入するサブルーチンを作成した。このサブルーチンのテストに用いるデータの組合せのうち、網羅性の観点から適切なものはどれか…
正解:3, 1, 4, 2
要点:挿入処理は先頭・途中・末尾の三通りを通すデータで試す
昇順を保つ挿入処理では、挿入位置が先頭・途中・末尾のいずれになる場合も動くことを確かめる必要がある。3→1→4→2の順に入力すると、3で初期化、1は先頭へ、4は末尾へ、2は途中へ挿入されることになり、三通りの挿入位置をすべて通る。降順や昇順に整った並びでは片方の位置しか通らない。
出典:令和元年度 秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問10(IPA)
ソフトウェアライフサイクルプロセスに基づいて実施するシステム開発において、次の実施条件に従って行うテストはどれか。 〔実施条件〕 ①テストの対象 ・構成部品(ユ…
正解:ソフトウェア適格性確認テスト
要点:ソフトウェア適格性確認テストはソフト要求事項への適合を確かめる
ユニットやコンポーネントを結合した「ソフトウェア品目」を対象とし、ソフトウェア要求事項に対する網羅性やその後のシステム結合の実現可能性を基準に評価するのは、ソフトウェア適格性確認テストである。ソフトウェアが要求事項どおりに仕上がっているかを開発側で確認し、システム結合工程へ進める判断を行う位置付けになる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。