デザインパターン(GoF)とは?でざいんぱたーん
デザインパターン(GoF)とは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる問題と、その解決構造に名前を付けてカタログ化した23のパターン。生成に関するもの、構造に関するもの、振る舞いに関するものの3群に分かれ、設計の意図を短い名前で伝える共通語彙としても働く。
最終更新:2026-10-06
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良い設計は経験者の頭の中にしかなく、若手には「だいたいこう書く」としか伝えられなかった。定石に名前を付けて文書化しておけば、設計レビューや引き継ぎで意図が短く正確に伝わり、レビューの論点も絞れる。4人の著者(Gang of Four)が1994年にまとめたカタログが、以後の設計用語の土台になっている。
具体例
インスタンスを1つに限定するSingleton、生成するクラスの決定を派生クラスへ委ねるFactory Method、状態の変化を登録済みの相手へ通知するObserverなど。JavaのAPIや主要なフレームワークにも、これらの構造がそのまま組み込まれている。
試験での引っ掛け
GoFが扱うのはオブジェクト指向設計の再利用可能な構造であって、業務モデルの分析パターン、システム全体のアーキテクチャパターン(MVCなど)、開発プロセスのパターンとは層が違う。23という数と、3つの分類名も問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和6年度 秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問13(IPA)
ソフトウェアパターンのうち、GoFのデザインパターンの説明はどれか。
正解:オブジェクト指向開発のためのパターンであって、生成、構造、振る舞いの三つのカテゴリに分類される。
要点:GoFは生成・構造・振る舞いの3分類からなる23パターン
GoFのデザインパターンは、オブジェクト指向設計で繰り返し現れる設計上の解を23個にまとめたもので、生成に関するパターン、構造に関するパターン、振る舞いに関するパターンの三つに分類される。アーキテクチャレベルのパターン集であるPOSAとは対象とする抽象度が異なる。
出典・参考
高度試験 午前I(高度午前I 相当)のシラバスの4 開発技術 > 2. 設計 > (12) 部品化と再利用に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。