カンバン(かんばん方式)とは?かんばん
カンバン(かんばん方式)とは、作業をボード上で可視化し、各工程に置ける仕掛り数の上限(WIP制限)を決めて流れを整える方法。上限に当たった工程が滞留として見えるためボトルネックが特定でき、1件あたりのリードタイムが縮む。固定長の反復や役割の定義を前提としない点が、スクラムとの分岐点になる。
最終更新:2026-10-06
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手の空いた人から新しい作業を取っていく運用は、着手済みで終わっていない仕事を積み上げ、結局どれも同時に遅れる。上限を置いて着手を止めると、止まった側が滞留の解消へ回るので全体の流れが先に進む。トヨタ生産方式で後工程引取り方式として使われた考え方を、デビッド・アンダーソンが開発の現場へ持ち込んだ系譜がある。
具体例
トヨタ生産方式では、後工程がかんばんを持って部品を引き取り、その枚数ぶんしか前工程が作らない。この「枚数が上限になる」構図が、ボードの列に置ける付箋を3枚までに絞る運用へそのまま写されている。
試験での引っ掛け
WIP制限は担当者1人あたりの持ち件数ではなく、工程(ボードの列)ごとの仕掛り上限。同時に着手できる件数は減るが1件あたりのリードタイムは短くなる、という逆向きの効果が狙い。固定長の反復や役割の定義を必須としないだけで、スプリントを回さないからアジャイルではない、という理解は誤り。
関連用語
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。