ハードウェア/ソフトウェア コデザインとは?こでざいん
ハードウェア/ソフトウェア コデザインとは、システムのどの機能を専用ハードウェアで実現し、どれをソフトウェアで実現するかの分担を、モデル上のシミュレーションで評価しながら決め、決めた後は両者を並行して開発する手法。分担の妥当性を早い段階で確かめることで、後戻りを減らし開発期間を短縮する。
最終更新:2026-10-06
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ハードウェアを先に確定してからソフトウェアを載せる進め方では、性能不足が判明するのは基板ができた後であり、作り直しに数か月を要した。回路とソフトの分担は性能・消費電力・原価のすべてに効くのに、実物ができるまで検証できないという順序そのものが制約だった。モデル上で両者を動かして評価できるようになったことで、分担の決定を前倒しし、以後は並行して進められるようになった。処理を専用チップに載せるか汎用CPUで捌くかという判断は、ネットワーク機器の設計でも同じ構図にある。
具体例
ブロードコムやマーベルの通信用SoCを使う機器では、転送表の検索や暗号処理といった重い定型処理を専用回路へ、経路制御プロトコルや管理機能をソフトウェアへ振り分ける。仮想プラットフォーム上でスループットを見積もったうえで、回路設計とファームウェア開発を並行させる。
試験での引っ掛け
ハードを固めてからソフトに着手する従来型と順序が逆である点が要点で、コデザインは並行開発が前提。またハードウェア化が常に有利とは限らず、専用回路にした機能は後からの仕様変更に追随できないため、変わりやすい部分をソフトへ残すという判断が問われる。
関連用語
出た過去問
出典:令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問24(IPA)解説で登場
出典・参考
公式シラバスの2 ネットワークシステムの設計 > 2-2 ネットワークシステムの設計に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。