マクロウイルスとは?まくろういるす
マクロウイルスとは、WordやExcelなどの文書ファイルに埋め込める自動処理の仕組み(マクロ)を悪用したウイルス。ファイルを開いてマクロを有効にすると動き出し、他のファイルへ感染したり、外部から別の不正プログラムを呼び込んだりする。プログラムの実行ファイルではなく日常の文書ファイルが感染源になる点が特徴。
最終更新:2026-10-10
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マクロは本来、繰り返しの表計算作業を自動化するための便利機能である。ところがこれは文書ファイルの中にプログラムを入れられるということでもあり、攻撃者から見れば「相手が疑わずに開くファイル」に処理を仕込めることを意味した。便利機能がそのまま攻撃の入口になったため、現在は受け取った文書のマクロを最初は止めておく設定が既定になっている。
具体例
「請求書をご確認ください」という件名のメールにExcelファイルが添付され、開くと「コンテンツの有効化」を押すよう促す表示が出る。ここを押した時点でマクロが動く。マイクロソフトは現在、インターネット経由で入手したファイルのマクロを既定で実行しない仕様にしている。
試験での引っ掛け
拡張子が.exeのプログラムだけを警戒していると引っかかる。WordやExcelの文書ファイルが感染源になるところが要点。また多くは開いただけでは動かず「有効化」の操作で動くため、警告表示を消すつもりで押す操作そのものが引き金になる。ウイルス対策ソフトを入れていても、利用者が自分で有効化すれば防ぎきれない。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成24年度 秋期 ITパスポート試験 問68(IPA)解説で登場
アドウェアに関する記述として、適切なものはどれか。
正解:PCの画面上に広告を表示させる。
要点:アドウェアは広告表示が目的のソフト。ワームやマクロウイルスとは別物
アドウェアは、利用者のPC上に広告を表示することを目的としたソフトウェアの総称で、無償ソフトに同梱されて導入されることが多い。中には閲覧履歴を収集して送信するものもある。自己複製して広がるワーム、遠隔操作を行う不正プログラム、文書ファイルに感染するマクロウイルスとは性質が異なる。
出典:令和2年度 10月試験 ITパスポート試験 問58(IPA)
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 61. 情報セキュリティ > (3) 脅威と脆弱性に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。