トランスポート層とは?とらんすぽーとそう
トランスポート層とは、通信の働きを階層に分けた整理の中で、届いたデータを機器内のどのアプリケーションへ渡すかを決め、抜けや順序の乱れがないかを管理する層。OSI基本参照モデルでは下から4番目、インターネットで使うTCP/IP階層モデルでは下から3番目に置かれ、確実さを優先するTCPと速さを優先するUDPが代表例である。
最終更新:2026-10-10
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通信の機能をひとかたまりで作ると、回線の種類や機器が変わるたびに全体を作り直すことになる。そこで「相手の機器まで運ぶ」「機器の中のどのアプリへ渡す」「画面にどう見せる」といった仕事を層に分け、層ごとに差し替えられるようにしたのが階層モデルである。トランスポート層はこの分業のうち、送り手から受け手までのデータの受け渡しを引き受ける担当として置かれている。
具体例
1台のPCでブラウザとメールソフトを同時に使っても内容が混ざらないのは、トランスポート層がポート番号(アプリごとの受け口を表す番号)で仕分けているためである。Webページの表示は取りこぼしを許さないTCP、オンライン会議の音声や映像は多少欠けても止めないUDPというように使い分けられている。
試験での引っ掛け
ネットワーク層との役割の取り違えが頻出。相手の機器(IPアドレス)まで届ける経路選びはネットワーク層で、届いた後にどのアプリへ渡すかを決めるのがトランスポート層である。またOSIでは第4層だが、TCP/IP階層モデルは4層構成でその下から3番目にあたり、層の番号が一致しない点も問われる。
関連用語
出た過去問
出典・参考
公式シラバスの9 技術要素 > 59. 通信プロトコル > (1) 代表的なネットワークアーキテクチャに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。