DNSキャッシュポイズニングとは?でぃーえぬえすきゃっしゅぽいずにんぐ
DNSキャッシュポイズニングとは、DNS(ドメイン名からIPアドレスを引く電話帳の役目をする仕組み)の問合せ結果を一時的に覚えておくDNSキャッシュサーバに、偽の対応情報を覚え込ませ、利用者を攻撃者のサーバへ誘導する攻撃です。正しいURLを入力しても偽サイトに着くため、利用者側からは見破りにくいのが厄介な点。対策の本命は、DNSの応答にデジタル署名を付けて本物かを確かめられるようにするDNSSECです。
最終更新:2026-10-10
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DNSは、名前を調べるたびに遠くのサーバへ問い合わせると時間がかかるため、一度聞いた答えを手元のサーバが覚えて使い回す。この便利さの裏返しで、覚えさせた答えが偽物だと、期限が切れるまで多くの利用者に偽の宛先を教え続けてしまう。応答が本物かを確かめる仕組みを足したものがDNSSECである。
具体例
攻撃者が問合せに先回りして偽の応答を返し、キャッシュに残った偽のIPアドレスが有効期限まで使われる。結果として全社の利用者が偽サイトへ誘導されます。緩和策として、問合せに使う受付窓口の番号(ポート番号)を毎回ランダムにして推測されにくくすることや、外部の利用者からの名前の問合せを代わりに調べて答える働き(再帰問合せ)を受け付けないことがあります。
試験での引っ掛け
偽装されるのはWebサーバではなくDNSサーバのキャッシュです。またDNSSECは「DNSの通信を暗号化する仕組み」ではなく、応答の正当性をディジタル署名で検証する仕組みである点が頻出の誤答ポイントです。
関連用語
出た過去問
出典:令和3年度 秋期 ITパスポート試験 問56(IPA)
インターネットにおいてドメイン名とIPアドレスの対応付けを行うサービスを提供しているサーバに保管されている管理情報を書き換えることによって、利用者を偽のサイトへ…
正解:DNSキャッシュポイズニング
要点:DNSキャッシュポイズニングは名前解決を偽り偽サイトへ誘導
DNSキャッシュポイズニングは、名前解決を担うDNSサーバのキャッシュに偽の対応情報を紛れ込ませ、正しいドメイン名を入力した利用者を攻撃者の用意した偽サイトへ誘導する攻撃である。利用者が入力したURLは正しいままなので気付きにくい点が厄介である。
出典:令和6年度 秋期 ITパスポート試験 問100(IPA)
正しいURLを指定してインターネット上のWebサイトへアクセスしようとした利用者が、偽装されたWebサイトに接続されてしまうようになった。原因を調べたところ、ド…
正解:DNSキャッシュポイズニング
要点:DNSに偽の対応情報を覚え込ませ偽サイトへ誘導する攻撃
DNSキャッシュポイズニングは、ドメイン名とIPアドレスの対応を保持するDNSサーバに偽の情報を覚え込ませる攻撃です。利用者が正しいURLを入力しても偽のIPアドレスへ導かれるため、本物そっくりの偽サイトに接続されて情報を盗まれる恐れがあります。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。