辞書攻撃とは?じしょこうげき
辞書攻撃とは、辞書に載っている単語や、人がパスワードによく使う文字列(名前・誕生日・「password」など)を順番に試して、パスワードを割り出す攻撃。考えられる文字の組合せをすべて機械的に試す総当たり(ブルートフォース)攻撃より試す数が少なくて済むため、意味のある単語をパスワードにしていると破られやすい。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
人は覚えやすいパスワードを選ぶので、名前・誕生日・よく使う単語に偏りやすい。攻撃する側は、すべての組合せを機械で試すと時間がかかるため、そうした偏りに目をつけて当たりやすい文字列から先に試すようになった。覚えやすさが、そのまま破られやすさにつながる。
具体例
社内システムのパスワードを「sakura2024」のような単語と数字の組合せにしていると、辞書攻撃の最初のほうで当てられてしまう。対策は、単語をそのまま使わず長くて推測されにくいパスワードにすること、決まった回数失敗したらログインを止めるアカウントロック、パスワードに加えてスマホの確認なども求める多要素認証である。
試験での引っ掛け
パスワードを狙う攻撃の呼び分けが問われる。辞書の単語を試すのが辞書攻撃、全組合せを試すのが総当たり攻撃、他のサイトから漏れたIDとパスワードの組を使い回して試すのがパスワードリスト攻撃。特定の組織を狙い業務を装ったメールで侵入するのは標的型攻撃、修正プログラムが出る前の弱点を狙うのはゼロデイ攻撃で、どれも辞書攻撃とは別。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 ITパスポート試験 問63(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。