特定商取引法・景品表示法とは?
特定商取引法・景品表示法とは、特定商取引法は通信販売・訪問販売などの取引類型ごとに、事業者名・価格・支払時期・引渡時期・返品(解除)の条件といった広告表示事項や、誇大広告の禁止、クーリングオフなどを定める。景品表示法は、実際より著しく優良・有利と誤認させる不当表示(優良誤認・有利誤認)や過大な景品類の提供を規制する。
ITパスポートの過去問では4回出題されています(2009年度〜2017年度)。
とくていしょうとりひきほう・けいひんひょうじほう
特定商取引法・景品表示法の意味
特定商取引法は通信販売・訪問販売などの取引類型ごとに、事業者名・価格・支払時期・引渡時期・返品(解除)の条件といった広告表示事項や、誇大広告の禁止、クーリングオフなどを定める。景品表示法は、実際より著しく優良・有利と誤認させる不当表示(優良誤認・有利誤認)や過大な景品類の提供を規制する。
特定商取引法・景品表示法の具体例
ECサイトの広告に価格・送料・支払方法・引渡時期・返品の可否と条件を明示するのは特定商取引法の要請。根拠のない「業界No.1」表示は景品表示法上の優良誤認となりうる。
特定商取引法・景品表示法は試験でどう引っ掛けられる?
「通信販売の広告表示事項(価格・支払・引渡し・解除)」は特定商取引法。不当表示の規制は景品表示法と、根拠法を分けて覚える。
特定商取引法・景品表示法と関連する用語
特定商取引法・景品表示法が出た過去問
不正アクセス禁止法において違法となる行為はどれか。
正解:他人のIDを無断で使用して、インターネットオークションに出品や入札をした。
要点:他人のID・パスワードの無断利用は不正アクセス禁止法違反
不正アクセス禁止法は、他人の識別符号(ID・パスワード)を無断で使ってコンピュータを不正に利用する行為や、その助長行為などを禁じている。他人のIDを勝手に使ってオークションを利用するのは、まさに識別符号の不正利用にあたる。表示義務違反は特定商取引法、無断複製・販売は著作権法、名簿の無断販売は個人情報保護法の問題である。
出典:平成21年度 春期 ITパスポート試験 問24(IPA)製造物責任法によって責任を問われるのはどのケースか。
正解:取扱説明書に従った使い方をしていても過熱してやけどするなどの危険がある製品を販売した。
要点:PL法は製品の欠陥による被害に無過失で責任を負わせる
製造物責任法(PL法)は、製造物の欠陥によって生命・身体・財産に損害が生じた場合に、製造業者等が過失の有無を問わず賠償責任を負うことを定めた法律である。要点は「製品の欠陥による被害」であり、取扱説明書どおりに使っても危害が生じる状態は欠陥にあたる。価格の拘束は独占禁止法、誤認を招く広告は景品表示法、軍事転用可能な製品の無許可輸出は外国為替及び外国貿易法の問題である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)訪問販売や通信販売などのトラブルが生じやすい取引において、消費者を保護するために、事業者が守るべきルールを定めた法律はどれか。
正解:特定商取引法
要点:訪問販売・通信販売の消費者保護は特定商取引法
訪問販売・通信販売・電話勧誘販売など、消費者と事業者の間でトラブルが起きやすい取引類型を対象に、広告表示の規制やクーリングオフ制度などの事業者ルールを定めているのが特定商取引法である。消費者被害の防止と取引の公正確保を目的とする法律である。
出典:平成26年度 秋期 ITパスポート試験 問5(IPA)不適切な行為a〜dのうち、不正アクセス禁止法において規制される行為だけを全て挙げたものはどれか。 a Webサイトにアクセスしただけで直ちに有料会員として登録す…
正解:d
要点:不正アクセス禁止法はID・パスワードの無断使用等を規制
不正アクセス禁止法が規制するのは、他人の識別符号を無断で使うなどしてアクセス制御された機器を不正に利用する行為とその助長行為である。他人のIDとパスワードを無断で使ってサイトにログインするdは、まさになりすましによる不正アクセスに当たる。他の行為も違法ではあるが、それぞれ別の法律(特定商取引法や特定電子メール法、刑法の支払用カード関連の規定など)で規制される。
出典:平成29年度 秋期 ITパスポート試験 問27(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。