EC(電子商取引)とは?いーしー
略語の意味
EC(電子商取引)=Electronic Commerce
インターネットなどを通じて、商品やサービスを売り買いすること(ネット通販など)
- Electronic
- 電子の
- Commerce
- 商取引・売り買い
EC(電子商取引)とは、EC(Electronic Commerce:電子商取引)とは、インターネットなどを通じて行う商品やサービスの売買のこと。相手によって、企業対消費者のBtoC、企業間のBtoB、消費者間のCtoC、企業が自社の従業員を相手にするBtoEに分かれる。EDI(Electronic Data Interchange:電子データ交換)は、取引先ごとに様式の違う紙やFAXの注文書・請求書をやり取りしていた事務を、決まった形式の電子データの受け渡しに置き換える仕組みである。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
取引先ごとに注文書の様式も送り方も違えば、受け取った側は毎回読み直して自社のシステムへ手で入力することになり、1日に何百件も来る会社では入力の人手そのものが原価になる。読み違いによる誤出荷も起きる。そこで、伝票の項目の並びと送り方を業界で取り決め、システム同士が直接読み書きできる形にした。取り決めがそろって初めて自動化できるので、EDIでは規約を情報伝達規約・情報表現規約・業務運用規約・取引基本規約の4階層に分けて定める。
具体例
セブン-イレブンの店舗が発注端末で入力した注文は、EDIによってその日のうちにメーカーや卸へ電子的に伝わり、担当者がFAXを読んで入力し直す作業なしに出荷と請求まで進む。一方、消費者が楽天市場で買い物をするのはBtoCのEC、メルカリで個人どうしが売買するのはCtoCにあたる。
試験での引っ掛け
取引主体の組み合わせの取り違えが最頻出で、企業対消費者がBtoC、企業間がBtoB、消費者間がCtoC、企業から自社の従業員へがBtoEである。またEDIは「形式と手順を取り決めて交換する仕組み」であり、注文書のファイルを電子メールに添付して送ることや、通販サイト一般を指す言葉ではない。EDIが主に企業間で使われる点も押さえる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問26(IPA)解説で登場
インターネット上での通信販売が図の手順で行われるとき、特段の取決めがない場合、取引が成立する時点はどれか。
正解:受注承諾メール受信
要点:電子商取引の契約成立は承諾通知の到達時点
契約は申込みと承諾の合致で成立し、電子商取引では承諾の通知が相手方に到達した時点をもって成立するとされている(電子消費者契約に関する特則)。図では注文者が受注承諾メールを受信した時点が到達にあたる。注文メールの送信は申込みにすぎず、代金支払や商品受領は成立後の履行行為である。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問65(IPA)
電子商取引におけるディジタル署名で実現できることはどれか。
正解:取引相手の証明と、取引内容が改ざんされていないことの確認
要点:ディジタル署名は本人確認と改ざん検知、秘匿は別
ディジタル署名は、送信者の秘密鍵で作られた署名を受信者が送信者の公開鍵で検証する仕組みである。検証に成功すれば、その署名を作れるのは秘密鍵の持ち主だけであることから送信者を確認でき、同時にデータのハッシュ値が一致することで改ざんされていないことも確かめられる。内容そのものを隠す機能はないため、秘匿には別途暗号化が必要である。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問21(IPA)
競争優位を形成するための経営戦略の一つとして,インターネットを使った電子商取引の活用がある。電子商取引のうち,B to Cに当たるものはどれか。
正解:一般消費者向けのインターネット通販サイト
要点:B to Cは企業から一般消費者への取引
電子商取引は取引の当事者で分類され、B to C(Business to Consumer)は企業が一般消費者に対して行う取引を指す。企業が運営する消費者向け通販サイトはこれに当たる。消費者どうしの取引はC to C、企業間の取引はB to B、企業と従業員の間の取引はB to Eと呼ばれる。
出典・参考
公式シラバスの2 経営戦略 > 16. e-ビジネス > (1) 電子商取引に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。