認証局(CA)とは?
認証局(CA)とは、公開鍵が確かにその持ち主のものであることを証明する「電子証明書」を発行する第三者機関。公開鍵暗号方式の信頼性を支える仕組み。
ITパスポートの過去問では13回出題されています(2009年度〜2026年度)。
にんしょうきょく
認証局(CA)の意味
公開鍵が確かにその持ち主のものであることを証明する「電子証明書」を発行する第三者機関。公開鍵暗号方式の信頼性を支える仕組み。
認証局(CA)の具体例
WebサイトのHTTPS通信では、認証局が発行した証明書によって、そのサイトが確かに本物の運営者のものであることをブラウザが確認できる。
認証局(CA)は試験でどう引っ掛けられる?
保証するのは「その公開鍵が名乗っている本人のものである」ことだけで、サイト運営者が誠実か、扱う商品や情報が安全かまでは保証しない。証明書の有効期限切れや失効を確かめるのは利用者側の役割になる。
認証局(CA)と関連する用語
認証局(CA)が出た過去問
公開鍵基盤(PKI)において認証局(CA)が果たす役割はどれか。
正解:公開鍵が被認証者のものであることを示す証明書を発行する。
要点:認証局は公開鍵と持ち主の対応を証明書で保証する
認証局は、公開鍵とその持ち主の対応関係を第三者の立場で保証する機関である。申請者の身元を確認したうえで、公開鍵と所有者情報を結び付けたディジタル証明書に自らの署名を付けて発行する。これにより、受け取った公開鍵が本当に相手のものかを確かめられる。
出典:平成21年度 秋期 ITパスポート試験 問85(IPA)電子商取引において、取引当事者から独立している第三者機関である認証局が発行するものはどれか。
正解:取引当事者の公開鍵に対するディジタル証明書
要点:認証局は公開鍵の持ち主を保証する証明書を発行する
認証局(CA)は、公開鍵がたしかに本人のものであることを保証するため、公開鍵と所有者情報に自らの署名を付したディジタル証明書を発行する。秘密鍵は本人だけが保持するもので認証局には渡さず、ディジタル署名は取引の当事者自身が自分の秘密鍵で作成する。
出典:平成22年度 秋期 ITパスポート試験 問73(IPA)クライアントPCのブラウザからの接続要求に対し、Webサーバが電子証明書などを送信し、クライアントPC側でWebサーバを認証するために用いられるものはどれか。
正解:SSL
要点:SSLはサーバ証明書で相手を確認し通信を暗号化
SSLは、Webサーバとブラウザの間の通信を暗号化するとともに、サーバが送るサーバ証明書によって接続先が正当かどうかをブラウザ側で確認できるようにする仕組みである。証明書は認証局が発行し、ブラウザはその署名を検証して信頼性を判断する。現在はその後継のTLSとして使われているが、試験ではSSLの名称で問われることが多い。
出典:平成22年度 春期 ITパスポート試験 問71(IPA)電子証明書の申請から電子入札までの手続が図の①〜⑥の手順で行われるとき,④で行う手続として,適切なものはどれか。
正解:電子証明書の有効性の確認
要点:受け取った電子証明書の有効性は認証局に問い合わせて確認する
電子入札では、①参加企業が認証局へ電子証明書を申請し、②認証局が証明書を発行する。企業は③その証明書を用いて入札実施団体へ入札し、団体は受け取った証明書が失効していないか、確かに認証局が発行したものかを認証局との間で確かめる。この有効性確認のやり取りが④に該当し、最後に⑥で開札結果が企業へ通知される。
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問7(IPA)〔中問D:Webサイトを利用した商品販売、テクノロジ〕N社では、ショッピングサイトの売上増加には、利用者が安心してショッピングができるような配慮が大切であると考…
正解:Webサイトを利用した個人情報の送受信には、第三者機関によって発行された電子証明書を用いて通信を暗号化する。
要点:電子証明書による暗号化通信が安全な取引の土台
通信販売では個人情報やクレジットカード番号をやり取りするため、第三者機関である認証局が発行した電子証明書を用いてサーバの正当性を示し、通信経路を暗号化することが基本的な対策となる。利用者は証明書によって接続先が本物であることを確認でき、安心して情報を送信できる。
出典:平成25年度 春期 ITパスポート試験 問100(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。