製造物責任法(PL法)とは?せいぞうぶつせきにんほう
略語の意味
PL=Product Liability Act
製品の欠陥でけがや物の損害が出たとき、作った会社に落ち度があったかどうかに関係なく、被害者が損害の埋め合わせを求められると決めた法律
- Product
- 製品
- Liability
- 責任
- Act
- 法律
製造物責任法(PL法)とは、製造物の欠陥によって生命・身体・財産に損害が生じた場合、被害者が製造業者に対して過失の有無を問わず(無過失責任で)損害賠償を求められることを定めた法律。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
家電の発火事故などで、買った人が「メーカーに落ち度があった」と自分で示すのは難しい。設計や作り方の中身は、使う側からは見えないからだ。そこで、メーカーの落ち度を問わず、製品に欠陥があって損害が出たことを示せば賠償を求められるようにして、被害を受けた人の負担を軽くした。
具体例
家電製品の設計不良が原因で発火事故が起きた場合、被害者はメーカーの過失を証明できなくても、製品に欠陥があったことを示せば損害賠償を請求できる。
試験での引っ掛け
「欠陥があれば無条件に賠償される」ではない。製造業者の過失を立証する必要はないが、欠陥の存在と損害との因果関係は被害者側が示す。対象は製造・加工された動産で、サービスや不動産は含まれない。
関連用語
出た過去問
出典:平成23年度 秋期 ITパスポート試験 問18(IPA)
出典:平成26年度 春期 ITパスポート試験 問17(IPA)
PL法(製造物責任法)の保護の対象はどれか。
正解:消費者
要点:PL法が守るのは欠陥製品で被害を受けた消費者
製造物責任法(PL法)は、製造物の欠陥によって生命・身体・財産に被害を受けた者を救済するための法律である。被害者は製造業者の過失を証明しなくても、欠陥と損害の因果関係を示せば賠償を求められる。責任を負う側は製造業者や輸入業者であり、保護されるのは被害を受けた消費者側である。
出典:平成30年度 春期 ITパスポート試験 問35(IPA)
PL法(製造物責任法)によって,製造者に顧客の損害に対する賠償責任が生じる要件はどれか。 [事象A] 損害の原因が,製造物の欠陥によるものと証明された。 [事象…
正解:事象Aが必要であり,他の事象は必要ではない。
要点:PL法は過失の立証不要、欠陥と損害の因果関係で足りる
製造物責任法は、製造物の欠陥によって生命・身体・財産に損害が生じた場合、製造業者等に損害賠償責任を負わせる法律である。従来の不法行為責任と異なり、製造業者の故意や過失を被害者が立証する必要はなく、製造物に欠陥があったこと、損害が生じたこと、その間に因果関係があることを示せばよい。したがって、欠陥が損害の原因であると証明できれば足りる。
出典・参考
公式シラバスの1 企業と法務 > 6. 労働関連・取引関連法規 > (2) 取引関連法規に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。