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インシデントレスポンスとは?いんしでんとれすぽんす

インシデントレスポンスは、ウイルス感染や不正アクセス、情報漏えいなどが起きたときに、被害を広げないことと早く元に戻すことを目的として行う一連の対応である。検知、初動の切り分け、封じ込め、原因の除去、復旧、再発防止という順で進め、手順と連絡先を平時から決めておく点が問われる。

最終更新:2026-10-10

試験情報

ITパスポートの過去問では2問の解説で触れられています(2017年度〜2018年度)。

ITパスポートの頻出用語/テクノロジ系

別名:インシデント対応

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背景

どれだけ備えても事故は起きるという前提に立った考え方である。しかも被害の大きさは、事故が起きた瞬間ではなく、そこから最初の数時間で何をしたかで決まる。慌てた担当者が独断で機器を初期化したり、報告を上げずに抱え込んだりすると被害は広がる。だから、その場の判断に任せず、誰が何をどの順で行い誰に連絡するかを紙に落としておく必要がある。この対応を担う社内の体制をCSIRT(Computer Security Incident Response Team、読みはシーサート)と呼ぶ。

具体例

経理担当のパソコンがランサムウェア(データを勝手に暗号化して身代金を要求する悪意のあるソフト)に感染し、共有フォルダのファイルが開けなくなった場面。まずLANケーブルを抜いて他の端末やファイルサーバへの拡大を止め、電源は切らずに情報システム部門へ連絡する。被害範囲を確かめてからバックアップで戻し、IPA(情報処理推進機構)やJPCERT/CC(事故の届け出を受け付ける国内の調整機関)へ届け出る。IPAは中小企業向けに相談窓口を用意している。

試験での引っ掛け

「まず原因を突き止める」と考えて外すのが定番である。優先するのは被害拡大を止める封じ込めで、原因の究明はその後になる。ITサービスマネジメントの用語との対応も問われ、サービスを早く復旧させるのがインシデント管理、既知の回避策があればまずそれを伝えるのが正しい対応であり、根本原因を突き止めて再発を防ぐのは問題管理である。この2つを入れ替えた選択肢が出る。IT資産の構成を把握するのは構成管理で、別の活動である。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 2問の解説で触れられる(2017年度〜2018年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 「まず原因を突き止める」と考えて外すのが定番である。