遺産分割とは?いさんぶんかつ
遺産分割とは、相続人の共有状態にある遺産を、誰が何を取得するか具体的に決めること。①遺言による指定分割が最優先、②遺言がなければ相続人全員の話し合いによる協議分割、③まとまらなければ家庭裁判所の調停・審判、という順序で進みます。協議分割は全員の合意があれば法定相続分と異なる配分でも有効です。
FP3級を最短で暗記・合格する →遺産分割の具体例は?
遺産が自宅3,000万円と預金1,000万円、相続人が妻と子1人の場合。法定相続分は1/2ずつですが、話し合いで「妻が自宅、子が預金」と決めることもできます。全員が納得していれば、この配分で問題ありません。
遺産分割は試験でどう引っ掛けられる?
遺産分割協議に期限はありません(ただし相続税の申告期限10か月までにまとまらないと、配偶者の税額軽減や小規模宅地等の特例が使えず、いったん多く納める必要があります)。また、一度成立した協議は全員の合意がなければやり直せません。
遺産分割と関連する用語は?
遺産分割が出た過去問は?
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問1(IPA)
ファイナンシャル・プランニング業務を行うに当たっては、関連業法等を順守することが重要である。ファイナンシャル・プランナー(以下「FP」という)の行為に関する次の…
正解:弁護士の登録を受けていないFPが、相続が発生した顧客から相談を受け、報酬を得てその顧客の代理人として、遺産分割に係る法律事務を取り扱った。
要点:独占業務を資格なしで報酬を得て代行したらアウト
関連業法で禁じられるのは「資格がないとできない行為を、資格なしで、報酬を得て行うこと」。選択肢1は、弁護士の登録を受けていないFPが報酬を得て顧客の代理人として遺産分割という法律事務を取り扱っており、弁護士法72条が禁じる非弁行為にあたる。したがってこれが最も不適切。2は具体的な税額計算を自分で引き受けず税理士に委ねているだけ、3は顧客の資料をもとに見込み額を計算しているだけで、いずれも独占業務にはあたらない。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。