等価交換方式とは?とうかこうかんほうしき
等価交換方式とは、土地所有者が土地を提供し、デベロッパーが建築資金を出して建物を建て、出資割合に応じて土地と建物を分け合う方式。土地の一部を手放す代わりに、自己資金も借入れも不要で建物(区分所有権など)を取得できる。土地を全部渡す全部譲渡方式と、一部を渡す部分譲渡方式がある。
FP3級を最短で暗記・合格する →等価交換方式の具体例は?
駅前に150坪の土地を持つ人が、デベロッパーにマンションを建ててもらい、土地の6割を渡す代わりに完成後のマンションの4割の住戸を取得。自分はそこに住み、残りを賃貸に出す。土地を持ち続ける場合に比べて資産は減るが、借入れのリスクを負わずに済む。
等価交換方式は試験でどう引っ掛けられる?
土地の所有権の一部を手放す方式である点(所有権を維持する事業受託方式との最大の違い)。また、要件を満たせば譲渡益の課税を繰り延べる特例(立体買換え等)が使える。
等価交換方式と関連する用語は?
等価交換方式が出た過去問は?
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問25(IPA)解説で登場
土地の有効活用において、一般に、土地所有者が土地の全部または一部を拠出し、デベロッパーが建設資金を負担してマンション等を建設し、それぞれの出資割合に応じて土地・…
正解:誤り(×)
要点:土地と建築費を出し合うのは等価交換方式
誤りです。これは等価交換方式の説明です。土地所有者が土地を出し、デベロッパー(開発業者)が建築費を出して建物を建て、出資割合に応じて土地と建物を分け合う方式で、土地所有者は資金を用意せずにマンションの一室などを取得できます。一方の建設協力金方式は、その土地に入居予定のテナント(コンビニなど)から建設資金を借りて建物を建て、家賃と相殺しながら返していく方式です。名前の取り違えを狙った出題です。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問25(IPA)解説で登場
土地の有効活用において、一般に、土地所有者が入居予定の事業会社から建設資金を借り受けて、事業会社の要望に沿った建物を建設し、その建物を事業会社に賃貸する方式を、…
正解:誤り(×)
要点:テナントから建設資金を借りるのは建設協力金方式
正解は×。この説明は「建設協力金方式」のものです。入居予定のテナントから建設資金(保証金)を預かって建物を建て、その会社に賃貸する方式で、預かったお金は賃料から差し引く形で返していきます。一方の事業受託方式は、デベロッパーなど専門業者に企画・建設・管理をまとめて任せる方式で、土地も建物も所有者のままです。ほかに等価交換方式、定期借地権方式があります。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問25(IPA)解説で登場
土地の有効活用において、事業受託方式は、有効活用の企画、建設会社の選定、建設資金の拠出および土地上に建設された建物の管理・運営のすべてをデベロッパーが行う土地活…
正解:誤り(×)
要点:事業受託方式でも建設資金は土地所有者が負担
×。事業受託方式では、企画・建設会社の選定・完成した建物の管理運営はデベロッパー(開発業者)が引き受けますが、建設資金は土地所有者が自分で調達します。所有者は土地も建物も自分のものにできる代わりに、借入れのリスクを負う形です。資金を出さずに済むのは等価交換方式(土地の一部を提供し、代わりに建物の一部を受け取る)や建設協力金方式(入居予定のテナントから建設資金を借りる)。「誰がお金を出し、誰が所有するか」で方式を区別します。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。