建設協力金方式とは?けんせつきょうりょくきんほうしき
建設協力金方式とは、入居予定のテナントから建設資金(建設協力金・保証金)を預かって建物を建て、その建物をそのテナントに貸す方式。土地・建物とも所有者名義で、預かった資金は家賃と相殺するなどして返していく。自己資金がほとんど要らない。
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幹線道路沿いの土地に、ドラッグストアから建設協力金を借りて店舗を建て、そのまま貸す。家賃から返済分を差し引く形になるが、初期投資なしで安定した賃料収入が得られる。契約は事業用定期借地権や建物賃貸借の形をとることが多い。
建設協力金方式は試験でどう引っ掛けられる?
テナントが撤退すると、その用途専用の建物が残って転用しにくいというリスクがある。また建設協力金は借入金であり、相続時は債務として扱われる点も押さえる。また、建物は所有者名義なので、固定資産税は所有者が負担する。
建設協力金方式と関連する用語は?
建設協力金方式が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問25(IPA)
土地の有効活用において、一般に、土地所有者が土地の全部または一部を拠出し、デベロッパーが建設資金を負担してマンション等を建設し、それぞれの出資割合に応じて土地・…
正解:誤り(×)
要点:土地と建築費を出し合うのは等価交換方式
誤りです。これは等価交換方式の説明です。土地所有者が土地を出し、デベロッパー(開発業者)が建築費を出して建物を建て、出資割合に応じて土地と建物を分け合う方式で、土地所有者は資金を用意せずにマンションの一室などを取得できます。一方の建設協力金方式は、その土地に入居予定のテナント(コンビニなど)から建設資金を借りて建物を建て、家賃と相殺しながら返していく方式です。名前の取り違えを狙った出題です。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問25(IPA)解説で登場
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問25(IPA)解説で登場
土地の有効活用において、事業受託方式は、有効活用の企画、建設会社の選定、建設資金の拠出および土地上に建設された建物の管理・運営のすべてをデベロッパーが行う土地活…
正解:誤り(×)
要点:事業受託方式でも建設資金は土地所有者が負担
×。事業受託方式では、企画・建設会社の選定・完成した建物の管理運営はデベロッパー(開発業者)が引き受けますが、建設資金は土地所有者が自分で調達します。所有者は土地も建物も自分のものにできる代わりに、借入れのリスクを負う形です。資金を出さずに済むのは等価交換方式(土地の一部を提供し、代わりに建物の一部を受け取る)や建設協力金方式(入居予定のテナントから建設資金を借りる)。「誰がお金を出し、誰が所有するか」で方式を区別します。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。