源泉分離課税とは?げんせんぶんりかぜい
源泉分離課税とは、受け取るときに一律の税率であらかじめ税金が差し引かれ、それだけで課税関係が終わる方式。申告する必要も、できる余地もない。預貯金の利子が代表例で、所得税15%+住民税5%(復興特別所得税を含め20.315%)が天引きされる。
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定期預金の利子が1万円ついたはずなのに、通帳には7,968円しか入っていない。差額の約2,000円が源泉分離課税として引かれた税金。確定申告しても取り戻せないし、他の所得と合算して申告することもできない。
源泉分離課税は試験でどう引っ掛けられる?
申告分離課税との違いが最頻出。源泉分離は「引かれて終わり・申告できない」、申告分離は「自分で申告して精算する」。また預貯金の利子は源泉分離だが、特定公社債の利子は申告分離である点も混同しやすい。
源泉分離課税と関連する用語は?
源泉分離課税が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問46(IPA)解説で登場
所得税において、国債や地方債などの特定公社債の利子は、原則として、( ① )課税の対象となるが、確定申告不要制度を選択すること( ② )。
正解:① 申告分離 ② ができる
要点:特定公社債の利子は申告分離+申告不要も可
国債や地方債などの特定公社債の利子は、20.315%が源泉徴収されたうえで申告分離課税の対象になります。ポイントは「申告してもよいし、しなくてもよい」こと。確定申告不要制度を選べば源泉徴収だけで完結し、申告すれば上場株式などの譲渡損失と損益通算できます。損が出た年だけ申告する、という使い分けが可能です。かつては申告できない源泉分離課税でしたが、2016年から現在の扱いに変わりました。
出典:令和8年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問16(IPA)
所得税において、源泉分離課税の対象となる所得については、他の所得金額と合計せず、分離して税額を計算し、確定申告によりその税額を納める。
正解:誤り(×)
要点:源泉分離課税は天引きで完結。確定申告は不要
×。源泉分離課税は、利子などを受け取る時点で税金(所得税15.315%+住民税5%=合計20.315%)が天引きされ、それだけで課税関係が完結する仕組みです。確定申告は不要ですし、申告することもできません。設問は申告分離課税(上場株式の譲渡益など、自分で申告して他の所得と分けて計算するもの)の説明が混ざっています。預金の利子が手取りで振り込まれ、何の手続きも要らないのは、この源泉分離課税だからです。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。