外貨預金とは?がいかよきん
外貨預金とは、米ドルやユーロなど外国通貨で預ける預金。円を外貨に替えるときはTTS(対顧客電信売相場)、外貨を円に戻すときはTTB(同買相場)が使われ、その差が銀行の手数料になる。円安になれば為替差益、円高になれば為替差損が生じる。
FP3級を最短で暗記・合格する →外貨預金の具体例は?
1ドル=140円のときに1万ドル(TTSで140万円)を預け、金利1年3%で1万300ドルに。満期時に1ドル=130円のTTBで円に戻すと約133万9千円となり、金利を得ても円ベースでは元本割れする。
外貨預金は試験でどう引っ掛けられる?
外貨預金は預金保険制度の対象外。また利息は源泉分離課税(20.315%)だが、為替差益は原則として雑所得で総合課税と、課税の扱いが分かれる点が頻出。TTSとTTBの向きも取り違えやすい。
外貨預金と関連する用語は?
外貨預金が出た過去問は?
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問11(IPA)解説で登場
米国の市場金利が上昇し、日本と米国の金利差が拡大することは、一般に、米ドル高/円安の要因となる。
正解:正しい(〇)
要点:日米金利差の拡大はドル高・円安の要因
正解は〇。米国の金利が上がって日米の金利差が広がると、より高い利息が付く米ドルで運用したい人が増えます。円を売ってドルを買う動きが強まるので、米ドル高・円安の要因になります。逆に日本の金利が上がって差が縮まれば円高方向へ動きます。「金利の高い通貨にお金が集まる」という原則で判断でき、外貨預金や外貨建て保険の値動きを考えるときの基本になります。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問45(IPA)解説で登場
預金保険制度による保護の対象となる預金等のうち、定期預金などの一般預金等については、原則として、1金融機関ごとに預金者1人当たり元本( )までとその利息等が保護…
正解:1,000万円
要点:預金保護は1行1人1,000万円まで
銀行が破綻しても、預金保険制度によって1金融機関ごとに預金者1人あたり元本1,000万円までとその利息が守られます。上限は銀行ごとなので、複数の銀行に分けて預ければ守られる額も増えます。なお決済用預金(利息がつかず、いつでも引き出せる預金)は全額保護、外貨預金は保護の対象外です。ここは「1,000万円」の数字と例外の2つを覚えます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問8(IPA)解説で登場
下記<資料>の外貨定期預金について、満期時の外貨ベースの元利合計額を円転した金額として、正しいものはどれか。なお、税金については考慮しないこととする。
正解:1,262,660円
要点:円に戻すときはTTB、円から出すときはTTS
外貨預金の問題は「①外貨のまま増やす→②円に戻す」の2段階で解きます。①預入額10,000米ドルに年1.50%の利息が1年分つくので、元利合計は10,000×1.015=10,150米ドル。②これを円に換えるときは、顧客が外貨を売って銀行が買うのでTTB(対顧客電信買相場)を使います。満期時のTTBは124.40円なので、10,150米ドル×124.40円=1,262,660円。TTSは円を外貨に換える(預け入れる)ときのレートなので、ここでは使いません。よって選択肢1が正解です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。