定期保険とは?ていきほけん
定期保険とは、一定期間内に死亡・高度障害になった場合だけ保険金が出る保険。期間が終われば保障も終わり、満期保険金はない。解約返戻金がほとんどない「掛け捨て」のため、同じ保険金額なら終身保険よりはるかに保険料が安い。子育て期の大きな保障を安く確保する用途に向く。
FP3級を最短で暗記・合格する →定期保険の具体例は?
35歳の会社員が、末子が独立する20年後までの生活費として3,000万円の保障を用意したい場合、終身保険では保険料が月数万円になるが、20年満了の定期保険なら月数千円台で足りることが多い。差額を教育費の貯蓄に回せる。
定期保険は試験でどう引っ掛けられる?
「掛け捨てだから解約返戻金はゼロ」と断定する選択肢に注意。長期の定期保険では途中で少額の解約返戻金が生じ、その後ゼロに向かって減る。また保険期間中に保険金が支払われなくても保険料は戻らない。
定期保険と関連する用語は?
定期保険が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問6(IPA)
払済保険とは、一般に、現在契約している生命保険の保険料の払込みを中止し、その時点での解約返戻金相当額を基に、元の契約の保険金額を変えずに一時払いの定期保険に変更…
正解:誤り(×)
要点:払済は金額が減り、延長は期間が減る
誤りです。払済保険は、保険料の払込みをやめて、その時点の解約返戻金をもとに、保険期間はそのままで保険金額を下げた保険(元と同じ種類か養老保険)へ変更する制度です。「保険金額を変えずに一時払いの定期保険にする」のは延長(定期)保険のほうで、こちらは金額が変わらない代わりに保障期間が短くなります。保険料は払えないが解約はしたくないときの2択として、払済=金額が減る、延長=期間が減る、と対で覚えます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問7(IPA)
定期保険は、被保険者が保険期間満了まで生存した場合、死亡保険金と同額の満期保険金が支払われる保険である。
正解:誤り(×)
要点:定期保険に満期保険金はない(掛け捨て)
誤りです。定期保険はいわゆる掛け捨てで、決められた期間内に亡くなったときだけ死亡保険金が支払われます。満期まで生きていても満期保険金はなく、払った保険料も戻りません。その代わり保険料が安く、少ない負担で大きな保障を用意できるのが持ち味です。死亡保険金と同額の満期保険金が出るのは養老保険です。定期=掛け捨て、養老=貯蓄性あり、終身=保障が一生涯、の3つを区別して覚えます。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問7(IPA)
定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約の更新の都度、告知が必要であり、被保険者の健康状態によっては定期保険特約を更新することができない。
正解:誤り(×)
要点:更新型は告知不要で更新できるが、保険料は上がる
正解は×。更新型の定期保険特約は、更新のときに告知や医師の診査は不要で、健康状態が悪化していても原則として自動的に更新できます。これは加入者を守るための仕組みです。ただし更新時の年齢で保険料が計算し直されるため、更新のたびに保険料は上がっていきます。「健康状態は問われないが、保険料は上がる」——この2つをセットで覚えると迷いません。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問12(IPA)解説で登場
大下秀雄さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険金および給付金…
正解:4,700万円
要点:交通事故死は終身+定期特約+災害割増を合計
保険証券の問題は「その出来事で、どの保障が出るか」を1行ずつ確認します。今回は交通事故による死亡で、入院も手術もありません。まず終身保険金額200万円が支払われます。次に定期保険特約2,500万円も死亡なので支払対象。さらに交通事故は「不慮の事故」に当たるため、災害割増特約2,000万円も上乗せされます。入院や手術がないので、災害入院特約と疾病入院特約、手術給付金は0円。したがって合計は200万円+2,500万円+2,000万円=4,700万円となり、選択肢3が正解です。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問13(IPA)解説で登場
大久保利也さんの生命保険の年間支払保険料が下記<資料>のとおりである場合、利也さんの当年分の所得税の計算における生命保険料控除の金額として、正しいものはどれか。…
正解:60,120円
要点:生命保険料控除は区分ごとに計算して合計する
どちらも2012年1月1日以降の契約なので新制度で計算します。一般生命保険料と介護医療保険料は別枠なので、区分ごとに速算表へ当てはめて最後に合計します。定期保険(一般生命保険料)の62,880円は「4万円超8万円以下」の欄なので62,880×1/4+20,000=15,720+20,000=35,720円。がん保険(介護医療保険料)の28,800円は「2万円超4万円以下」の欄なので28,800×1/2+10,000=14,400+10,000=24,400円。合計35,720+24,400=60,120円で、3が正解です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。