終身保険とは?しゅうしんほけん
終身保険とは、保障が一生涯続き、いつ亡くなっても必ず死亡保険金が支払われる保険。保険料の払込みは「終身払い」と「有期払い(60歳まで等)」が選べる。解約返戻金が年々増えるため貯蓄性があり、相続対策や葬式費用の準備、老後資金の取り崩しにも使われる。
FP3級を最短で暗記・合格する →終身保険の具体例は?
40歳の人が死亡保険金500万円の終身保険に入り、60歳払済とする。60歳以降は保険料を払わずに一生涯の保障が続く。もし老後に資金が必要になれば解約して返戻金を受け取る、あるいは契約者貸付で一部を借りるという選択もできる。
終身保険は試験でどう引っ掛けられる?
「有期払いのほうが総額が安い」と思い込みやすいが、月々の保険料は終身払いより高い(払う期間が短い分)。また、加入後早い時期に解約すると解約返戻金は払込保険料を下回るのが普通で、「貯蓄だから損しない」は誤り。
終身保険と関連する用語は?
終身保険が出た過去問は?
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問7(IPA)
定期保険特約付終身保険(更新型)は、定期保険特約の更新の都度、告知が必要であり、被保険者の健康状態によっては定期保険特約を更新することができない。
正解:誤り(×)
要点:更新型は告知不要で更新できるが、保険料は上がる
正解は×。更新型の定期保険特約は、更新のときに告知や医師の診査は不要で、健康状態が悪化していても原則として自動的に更新できます。これは加入者を守るための仕組みです。ただし更新時の年齢で保険料が計算し直されるため、更新のたびに保険料は上がっていきます。「健康状態は問われないが、保険料は上がる」——この2つをセットで覚えると迷いません。
出典:令和7年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問37(IPA)
生命保険会社が( )を引き下げた場合、通常、その後の終身保険の新規契約の保険料は高くなる。
正解:予定利率
要点:予定利率↓なら保険料↑(他2つは逆)
生命保険料は3つの予定率で決まります。予定利率は「預かった保険料を運用してこれだけ増やせる」と見込む利回りで、高いほど客から集めるお金が少なくて済むため保険料は安くなります。逆に引き下げると運用で増える分が減り、その不足を保険料で埋めるので高くなります。貯蓄性の高い終身保険や養老保険ほど影響が大きく出ます。
出典:令和6年度 3級FP技能検定(ファイナンシャル・プランニング)試験 問12(IPA)解説で登場
大下秀雄さんが加入している生命保険(下記<資料>参照)の保障内容に関する次の記述の空欄(ア)にあてはまる金額として、正しいものはどれか。なお、保険金および給付金…
正解:4,700万円
要点:交通事故死は終身+定期特約+災害割増を合計
保険証券の問題は「その出来事で、どの保障が出るか」を1行ずつ確認します。今回は交通事故による死亡で、入院も手術もありません。まず終身保険金額200万円が支払われます。次に定期保険特約2,500万円も死亡なので支払対象。さらに交通事故は「不慮の事故」に当たるため、災害割増特約2,000万円も上乗せされます。入院や手術がないので、災害入院特約と疾病入院特約、手術給付金は0円。したがって合計は200万円+2,500万円+2,000万円=4,700万円となり、選択肢3が正解です。
出典・参考
最終更新:2026-08-30/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。