記憶装置とは?きおくそうち
記憶装置とは、コンピュータの5大装置(入力・出力・記憶・演算・制御)の1つで、プログラムと処理の対象になるデータを保持する装置。実行中の内容を高速に読み書きする主記憶装置と、電源を切っても内容が残る補助記憶装置に分かれる。命令もデータも記憶装置へ置く方式をプログラム内蔵方式という。
最終更新:2026-10-09
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配線を組み替えて計算内容を変えていた時代は、別の処理をさせるたびに機械そのものを作り直す必要があった。命令をデータと同じ形で記憶装置へ置き、制御装置がそれを順に読み出して実行する構成にしたことで、入れ替えるのはプログラムだけで済むようになった。記憶装置は5大装置の中でも、1台の機械をあらゆる用途へ使い回せるという汎用性を支える位置にある。
具体例
アップルのMacBook Airでは、編集中の文書は主記憶装置であるDRAMの上に置かれ、保存を押すと補助記憶装置のSSDへ書き込まれる。電源が落ちたときに保存前の内容だけが消えるのは、主記憶が電源を切ると消える揮発性、補助記憶が消えない不揮発性だからである。
試験での引っ掛け
記憶装置と入力装置を取り違えないこと。USBメモリはデータを保持する記憶装置であって、外部の情報を取り込む入力装置ではない。また主記憶と補助記憶は速さ・容量・揮発性が逆の関係にあり、CPUが直接読み書きできるのは主記憶だけである。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問11(IPA)解説で登場
キャッシュメモリの効果として,適切なものはどれか。
正解:主記憶から読み出したデータをキャッシュメモリに保持し,CPUが後で同じデータを読み出すときのデータ転送を高速に行う。
要点:キャッシュは再参照されるデータを保持し主記憶待ちを減らす
キャッシュメモリは、CPUと主記憶の速度差を埋めるためにCPUの近くに置く小容量で高速な記憶装置である。一度主記憶から読み出したデータをここに残しておき、同じ番地が再び参照されたときはキャッシュから返すことで、遅い主記憶へのアクセスを省ける。プログラムが同じ場所を繰り返し参照しやすいという局所性の性質が、この仕組みが効く前提になっている。
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. プロセッサ > (2) コンピュータの構成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。