特性要因図とは?とくせいよういんず
特性要因図とは、結果として現れた特性と、それを引き起こす要因の関係を魚の骨の形に整理する図。中央の背骨に特性を置き、人・機械・材料・方法などの大骨から小骨へ枝分かれさせて、漏れを防ぎながら原因の候補を洗い出す。QC七つ道具の1つ。
最終更新:2026-10-09
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不具合の原因探しは、担当者の記憶や声の大きさで議論が流れやすく、確かめていない原因に対策を打って再発する。決まった切り口で枝に分けて書き出せば、抜けている領域が目に見え、全員が同じ紙の上で議論できる。品質管理の現場で考えを共有する道具として広まり、システム障害の再発防止でも使われる。
具体例
東京大学の石川馨が考案した図で、フィッシュボーンチャートとも呼ばれる。「Webサイトの表示が遅い」を背骨に置き、設定の誤り(人)、サーバの性能不足(機械)、画像の容量(材料)、キャッシュの設計(方法)と枝を伸ばして候補を並べる。
試験での引っ掛け
洗い出すための図であって、どの要因がどれだけ効いているかの順位までは書けない。大きさを比べたいならパレート図に持ち替える。要因どうしの絡み合いを矢印で結ぶ連関図と、名前や見た目で取り違えないこと。なおフィッシュボーンチャート(魚の骨図)は特性要因図の別名で、同じ図を指す。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問77(IPA)
図は特性要因図の一部を表したものである。a、bの関係はどれか。
正解:bはaの原因である。
要点:特性要因図の枝は結果に対する原因を表す
特性要因図は、右端の特性(結果)に向かって、それをもたらす要因を魚の骨のように枝分かれさせて描く図である。矢印は要因から結果の方向へ向かうため、枝として合流しているbは、その先にあるaを引き起こす原因という関係になる。要因をさらに細かく分解して掘り下げていくのが使い方である。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。