品質管理とは?ひんしつかんり
品質管理とは、成果物が要求された品質水準を満たしているかを測定し、満たしていなければ原因を取り除く活動。検査で不良を検出する工程だけでなく、不良が発生しないよう工程そのものを改善するところまでを含む。プロジェクトでは、何をもって「品質が良い」とするかの基準を計画の初めに定めておくことが前提になる。
最終更新:2026-10-10
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完成後の検査で不良品をはじくだけの方式では、作り直しの費用がそのまま損失になるうえ、不良を生んだ原因が工程に残り続ける。工程の途中で測定して原因を直せば、同じ不良の再発を防げる。「検査で選別する」から「工程で品質を作り込む」への転換が、品質管理という考え方を生んだ。
具体例
トヨタの生産ラインでは、異常に気づいた作業者が自分の判断でラインを止められる。不良品を後工程へ流さず、その場で原因を取り除く品質管理の仕組みである。ソフトウェア開発に当てはめれば、テストで見つけた不具合を直すだけでなく、その不具合を生んだ工程の作り方まで直すことにあたる。
試験での引っ掛け
品質管理(QC)と品質保証(QA)は別の活動である。測って直すのが品質管理、そのやり方が妥当だと示して利害関係者の信頼を得るのが品質保証で、両者を入れ替えた選択肢が出る。また、コストを投じるほど品質が上がるとは限らず、品質とコストの釣り合いを考える点も問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問77(IPA)
品質管理における検査特性曲線(OC曲線)は,通常,横軸にロットの不良率を,縦軸にはロットの合格率を目盛ったものである。大きさNのロットから,大きさnのサンプルを…
正解:縦軸上の同じ点から交差せずに始まり、c=0が最も急に下がり、次にc=1、最も緩やかに下がるのがc=2という順。
要点:合格判定個数cを大きくするほど合格率の曲線は上に寄る
OC曲線は不良率が0のとき合格率が1となるので、cの値にかかわらず全ての曲線が同じ点から出発する。合格判定個数cを大きくするほど合格と判定されやすくなるため、同じ不良率での合格率は高くなる。したがって曲線は共通の出発点から分かれ、c=0が最も急に下がり、c=1、c=2の順に緩やかになる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。