品質保証とは?ひんしつほしょう
品質保証とは、プロジェクトの品質管理の中で、決めた品質の基準や作業の手順が守られているかを、作業の進め方(プロセス)の面から確かめる活動。プロジェクトマネジメントの手順の区分(プロセス群)では「実行」に属する。成果物そのものを検査して基準に合うかを測るのは品質管理(品質コントロール)で、こちらは「監視・コントロール」に属する。
最終更新:2026-10-10
この語が出る過去問を解く →背景
品質は、①品質の計画(何をどの基準で満たすかを決める)→②品質保証(決めた進め方で作っているかを確かめる)→③品質管理(できたものを測る)の3つで扱う(シラバス:品質の計画,品質保証の遂行,品質管理の遂行)。
具体例
内定者研修のチーム開発で、「コードはレビュー担当が確認してから取り込む」と決めたとする。実際に毎回レビューが行われているかを週に一度記録で確かめるのが品質保証、出来上がったアプリにテストをかけて不具合の数を数えるのが品質管理。
試験での引っ掛け
「品質保証の実施は計画プロセス群」と出たら誤り。品質保証は実行プロセス群、計画プロセス群に入るのは品質の計画とスコープの定義など(fe-2016a-am-51)。プロジェクト憲章の作成・ステークホルダの特定は立ち上げプロセス群。品質保証=プロセスを見る、品質管理=成果物を見る、で区別する。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問51(IPA)解説で登場
プロジェクトマネジメントのプロセスのうち,計画プロセスグループ内で実施するプロセスはどれか。
正解:スコープの定義
要点:スコープ定義は計画、憲章とステークホルダ特定は立ち上げ
スコープの定義は、成果物と作業の範囲を具体的に定める作業であり、計画プロセス群に属する。ステークホルダの特定とプロジェクト憲章の作成は立ち上げプロセス群、品質保証の実施は実行プロセス群に位置付けられる。何を計画段階で決めるかを整理して覚えておくとよい。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。