バスとは?ばす
バスとは、CPU・主記憶・入出力装置の間でデータや信号をやり取りする共通の伝送路。運ぶ内容によって、データそのものを運ぶデータバス、アクセス先のメモリ番地を伝えるアドレスバス、読み書きの指示など制御信号を伝える制御バスに分けられる。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
装置どうしを1対1の線ですべてつなぐと、装置が増えるほど配線が組合せの数だけ増え、基板に収まらなくなる。共通の1本の道に全員をぶら下げ、宛先を番地で指定する形にすれば配線の数は激減する。代わりに同時に使えるのは1組だけになるため、誰が使うかを決める調停の仕組みが必要になる。
具体例
アドレスバスが32本ある構成なら2の32乗=約4Gバイトぶんの番地を指定でき、これが32ビットCPUで扱える主記憶容量の上限として現れる。FEではバス幅と動作周波数から1秒あたりの転送量を計算させる問題も出る。
試験での引っ掛け
アドレスバスの本数が指定できるメモリ空間の広さ(2のn乗番地)を決め、データバスの幅が一度に運べるデータ量を決める。この対応を逆にした選択肢が定番である。アドレスバスはCPUから記憶装置への一方向、データバスは双方向という向きの違いも押さえる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問11(IPA)
1Mバイトのメモリを図のようにMPUに接続するとき,最低限必要なアドレスバスの信号線の本数nはどれか。ここで,メモリにはバイト単位でアクセスするものとし,1Mバ…
正解:20
要点:アドレスバスn本で2のn乗バイト。1Mバイトなら20本
バイト単位でアクセスするので、アドレスバスは1Mバイト分の番地を区別できる必要がある。1Mバイト=1,024k×1,024=2の20乗バイトなので、2の20乗通りの番地を表すには20本の信号線が要る。nビットのアドレスバスは2のn乗バイトまで指定できる、という関係を押さえておけばよい。
出典:平成30年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問11(IPA)
メモリのエラー検出及び訂正にECCを利用している。データバス幅2^nビットに対して冗長ビットがn+2ビット必要なとき,128ビットのデータバス幅に必要な冗長ビッ…
正解:9
要点:128ビット=2^7なのでn=7、冗長ビットはn+2で9
与えられた関係はデータ幅を2^nビットと表したときの冗長ビット数がn+2という形になっている。128=2^7なのでn=7であり、冗長ビットは7+2=9ビットとなる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。