伝送媒体とは?でんそうばいたい
伝送媒体とは、データを信号として運ぶ物理的な通り道。有線では、銅線を 2 本ずつより合わせたより対線(LAN ケーブル)、光の点滅で信号を送る光ファイバ、同軸ケーブルがあり、無線では電波(無線 LAN など)や赤外線がある。媒体によって、速さ・届く距離・雑音への強さ・費用が違う。
最終更新:2026-10-10
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ネットワークのどの層の仕組みも、最後は何かの媒体の上を信号が流れて初めて通信になる。OSI 基本参照モデル(通信の役割を 7 段に分けた見取り図)では、いちばん下の物理層が扱う。
具体例
NTT 東日本・西日本のフレッツ光は、家庭まで光ファイバを引き込んで通信する。家の中では、ルーターから PC まで「カテゴリ 6」などの規格のより対線の LAN ケーブルでつなぐか、Wi-Fi の電波でつなぐ。
試験での引っ掛け
CSMA/CD(送る前に伝送媒体が使用中かを調べ、ぶつかったら少し待って送り直す方式)や、送信権を順に回すトークンパッシングは、媒体の「使い方の決まり(アクセス制御方式)」で、媒体そのものではない。媒体を変換するメディアコンバータは物理層の装置で、宛先を見て転送するスイッチやルーターとも区別して問われる。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問31(IPA)
CSMA/CD方式のLANに接続されたノードの送信動作として、適切なものはどれか。
正解:各ノードは伝送媒体が使用中かどうかを調べ、使用中でなければ送信を行う。衝突を検出したらランダムな時間の経過後に再度送信を行う。
要点:CSMA/CDは空いていれば送信、衝突時はランダム待機で再送
CSMA/CDは、送信前に伝送路の状態を検知(キャリアセンス)し、空いていれば送信を始める方式である。複数ノードが同時に送信すると衝突が起こるため、衝突を検出したら送信を中止し、ランダムな待ち時間を置いてから再送する。この「空いていれば送る、ぶつかったら待って再送」という点が、送信権を明示的に配る方式との決定的な違いである。かつてのイーサネット(半二重)で採用されていた。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問32(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。