より対線(UTP/STP)とは?よりついせん
より対線(UTP/STP)とは、より対線(ツイストペアケーブル)は、2本の銅線をらせん状によじって1組にした線を4組束ねたもので、オフィスや家庭のLANケーブルとして最も普通に使われる伝送媒体である。よじることで外から入る雑音が2本に同じように乗り、受け側で差を取ると打ち消せる。金属のシールドが無いUTP(Unshielded Twisted Pair)と、シールドで覆ったSTP(Shielded Twisted Pair)があり、カテゴリ(5e・6・6Aなど)の番号が扱える速度と帯域を決める。
最終更新:2026-10-09
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電話線として使われていた安価な銅線をそのままデータ通信に転用したのがLANケーブルの出発点で、太くて曲げにくい同軸ケーブルに代わって普及した。細く安い線でも雑音に負けないよう、2本をよじって雑音を相殺する工夫が要になっている。速度が10Mbpsから10Gbpsへ上がる中で規格ごとに必要なカテゴリが決まっていき、試験ではケーブルの種類と速度・距離の対応が問われる。
具体例
家電量販店で売っているLANケーブルのパッケージに「CAT6A」と書かれていれば、10GBASE-Tの10Gbpsでも100メートルまで使える。大学のネットワーク実習で使う1000BASE-T(1Gbps)ならカテゴリ5e以上で足りる。工場のように大きなモータの雑音が強い場所ではSTPや光ファイバを選ぶが、STPはシールドをきちんと接地しないと逆に雑音を拾うアンテナになる。
試験での引っ掛け
「カテゴリを上げれば長い距離を延ばせる」は誤りで、より対線の最大長は原則100メートル(機器間90メートル+パッチケーブル10メートル)のまま、カテゴリが上げるのは同じ距離で扱える帯域である。距離を延ばすなら中継機器か光ファイバを使う。STPは常にUTPより優れているのではなく接地が前提の線種である。同軸ケーブルとより対線を混同した選択肢も出る。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 1. ネットワーク方式 > (2) 有線LANに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。