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ローダとは?ろーだ

ローダとは、実行可能ファイル(ロードモジュール)を補助記憶装置から主記憶へ読み込み、実行できる状態に整えるOSの機能。具体的には、置いた場所の番地に合わせて命令の中のアドレスを書き直すこと(再配置)、複数のプログラムが共用する部品(動的リンクライブラリ)を実行時につなぐこと、プログラムの最初の命令から実行を始めさせることを担う。翻訳・連係編集に続く、プログラムが動き出す直前の最後の段階にあたる。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では6回出題され、ほかに3問の解説で触れられています(2016年度〜2024年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

プログラムを翻訳した時点では、それが主記憶のどの番地に置かれるかは決まっていない。複数のプログラムが同時に動く環境では、空いている場所が起動のたびに変わるからである。かといって番地を固定すれば1つしか動かせない。そこで「主記憶へ載せる瞬間に、置いた場所に合わせてアドレスを直す」役目を独立させたのがローダである。この一手間があるおかげで、同じ実行ファイルを何度でも、どの空き領域へでも読み込める。

具体例

Windowsで同じアプリケーションを2つ起動すると、OSは実行中のプログラム(プロセス)ごとに別々の仮想的なアドレス空間を用意し、ローダがそれぞれへ実行ファイルを読み込んで最初の命令から実行を始めさせる。2つが互いに干渉しないのは主にこの仮想記憶による分離の働きで、ローダはその空間の中で配置先に合わせたアドレスの補正を担う。また起動時にプログラム全体を読まず、主記憶を区切った単位(ページ)ごとに、必要な部分だけを順に読み込む。

試験での引っ掛け

3段階の役割分担が入れ替えられて出題される。人が書いたプログラム(原始プログラム)を機械語のプログラム(目的プログラム)に変換するのが翻訳(コンパイラ)、複数の目的プログラムとライブラリを1つにまとめるのが連係編集(リンカ)、主記憶へ載せて実行可能にするのがローダである。ローダは翻訳もリンクの本体もしない。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では6回出題(2016年度〜2024年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 3段階の役割分担が入れ替えられて出題される。