プロキシサーバとは?ぷろきしさーば
プロキシサーバとは、利用者の端末に代わってインターネットへの通信を中継するサーバ。組織内の端末をすべて経由させることで、アクセス先の制限、よく見るページを保存して応答を速くするキャッシュ、通信記録の一元的な取得ができるようになる。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
社内の端末が個別に外へ出ていくと、誰がどこへつないだかを追う手段がなく、危険なサイトを止める場所もない。通信を必ず1か所に通す構えにすれば、そこへ検査・記録・制御をまとめて置ける。同じ発想を外向きではなく内向きに使い、公開サーバの手前で外からの要求を受けるのがリバースプロキシである。
具体例
大学や企業のネットワークでは、ブラウザにプロキシの設定を入れて外部への通信を集約し、業務に関係のないカテゴリのサイトを遮断したり、マルウェアを配布するサイトへの接続を止めたりする。
試験での引っ掛け
社内から外向きの通信を代行するのがフォワードプロキシ、外部からの要求を受けて内部のサーバへ振り分けるのがリバースプロキシで、向きの取り違えが定番。プロキシはアプリケーション層で通信の中身(どのURLへの要求か)を解釈したうえで中継する。これに対しNAT(Network Address Translation:ネットワークアドレス変換。社内のIPアドレスを外向けのIPアドレスに付け替える仕組み)は、中身を見ずに送信元などのアドレスを書き換えて通すだけで、この点が違いになる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)
モデリングツールを使用して,本稼働中のデータベースの定義情報からE-R図などで表現した設計書を生成する手法はどれか。
正解:リバースエンジニアリング
要点:リバースエンジニアリングは実装から設計情報を復元する
リバースエンジニアリングは、完成した成果物を解析して仕様や設計情報を取り出す手法である。本問のように稼働中のデータベースの定義情報から E-R図などの設計書を起こす作業がこれにあたる。逆に設計書から実装を生成していくのがフォワードエンジニアリングである。
出典:平成29年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)
ソフトウェアのリバースエンジニアリングの説明はどれか。
正解:既存のソフトウェアを解析し、その仕様や構造を明らかにする。
要点:リバースエンジニアリングは既存コードから設計情報を復元する
リバースエンジニアリングは、既存のソースコードや実行可能ファイルを解析して、そこから設計仕様や構造といった上流の情報を復元する作業である。設計情報が失われた古いシステムの保守や再構築の前段として行われる。設計からコードを生成するフォワードエンジニアリングとは向きが逆になる。
出典:令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問34(IPA)
クライアントAがポート番号8080のHTTPプロキシサーバBを経由してポート番号80のWebサーバCにアクセスしているとき、宛先ポート番号が常に8080になるT…
正解:AからBへのHTTP要求だけ
要点:宛先ポートがサーバの待受番号になるのは要求方向だけ
TCPでは、クライアントからサーバへ向かう要求パケットの宛先ポートがサーバの待受ポートになる。プロキシサーバBは8080番で待ち受けているので、宛先ポートが8080になるのはAからBへの要求だけである。BからAへ返る応答は、宛先がAの側の一時的なポート番号になる。BからCへの要求は宛先が80番、CからBへの応答はBが使った一時ポートが宛先となる。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 2. データ通信と制御 > (3) ネットワーク接続に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。