URLとは?ゆーあーるえる
URLとは、インターネット上にある資源の場所を、1本の文字列で言い表すための書き方。使うプロトコルを示すスキーム(httpsなど)、機械を指すドメイン名、サーバ内の位置を示すパスを、決められた区切り記号でつないで構成する。必要に応じてポート番号やクエリ文字列も後ろに付く。
最終更新:2026-10-09
この語が出る過去問を解く →背景
資源の場所を指すには「どの方法で」「どの機械の」「どこにあるものか」の3つが必ず要る。これをばらばらの設定として持たせると、他人へリンクを1本渡すことすらできない。3つを1行の文字列に畳んで誰でも書き写せるようにしたことが、Webがリンクでつながって広がった土台になっている。
具体例
「https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html」なら、httpsがスキーム、www.ipa.go.jpがドメイン名、/shiken/kubun/fe.htmlがパス。ブラウザはまずDNSへwww.ipa.go.jpのIPアドレスを尋ね、返ってきたアドレスの機械へHTTPSで接続してからパスを要求する。
試験での引っ掛け
URLとドメイン名とIPアドレスは別物で、ドメイン名はURLの一部分にすぎない。名前からIPアドレスを引くのはDNSの役目。また本物に似せた綴りのドメインへ誘導する手口が出題されるので、確かめるべきはドメイン名の部分であり、パスやクエリに本物らしい名前が入っていても根拠にならない。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 春期 基本情報技術者試験 午前 問40(IPA)
Webシステムのパスワードを忘れたときの利用者認証において合い言葉を使用する場合,合い言葉が一致した後の処理のうち,セキュリティ上最も適切なものはどれか。
正解:あらかじめ登録された利用者のメールアドレス宛てに,パスワード再登録用ページへアクセスするための,推測困難なURLを送信する。
要点:再設定は登録済みアドレスへ推測困難なURLを送る
現パスワードをメールで送る運用は、そもそもパスワードを復元可能な形で保存していることを意味し、経路上での盗み見の危険も伴う。また、その場で入力された新しいメールアドレスへ送ると、なりすましにそのまま渡してしまう。あらかじめ登録済みのアドレス宛てに、推測困難な再設定用URLを送る方式が最も安全である。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目B 問18(IPA)
A社はIT開発を行っている従業員1,000名の企業である。総務部50名、営業部50名で、ほかは開発部に所属している。開発部員の9割は客先に常駐している。現在、A…
正解:(一), (五)
要点:BYODのVPN許可は接続増と私物端末経由の拡散が主リスク
個人所有PCからのVPN接続を許可すると、これまで接続していなかった客先常駐開発部員の分だけ接続数が増え、回線やVPNサーバの負荷が上がって可用性が損なわれるおそれがあります(一)。また会社が管理していない私物PCが社内ネットワークにつながるため、マルウェアに感染した端末経由で社内へ拡散するリスクが新たに生じます(五)。A社PCの紛失は貸与していない部員には当てはまらず、総務部員の個人所有PC接続は今回の許可対象外です。
出典:令和5年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目B 問6(IPA)
A社は、放送会社や運輸会社向けに広告制作ビジネスを展開している。A社は、人事業務の効率化を図るべく、人事業務の委託を検討することにした。A社が委託する業務(以下…
正解:B業務に従事する従業員が、攻撃者からの電子メールを複合機からのものと信じて本文中にあるURLをクリックし、フィッシングサイトに誘導される。その結果、A社の採用予定者の個人情報が漏えいする。
要点:初期設定が公開だとなりすましメールを作られる
複合機の初期設定情報はベンダーのサイトで公開されているため、差出人・件名・本文・添付ファイル名の書式を攻撃者が知ることができる。そのため複合機からの通知になりすました電子メールを容易に作れ、受け取った従業員が本文のURLを本物と信じてクリックしてしまう恐れがある。フィッシングサイトで利用者IDとパスワードを詐取されれば、採用予定者の個人情報の漏えいにつながる。このリスクを断つために初期設定からの変更が必要と評価された。
出典・参考
公式シラバスの3 技術要素 > 5. ネットワーク応用 > (1) インターネットに掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。