E-R図とは?いーあーるず
E-R図とは、データベース設計で、扱う対象である実体(エンティティ)と、その間の関連を線で結んで表した図。関連には1対1・1対多・多対多という多重度(カーディナリティ)を書き添える。特定のDBMSに依存しない形でデータの構造を決める、概念設計の段階で使う。
最終更新:2026-10-09
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表の定義からいきなり作り始めると、業務上のつながりが表の形の中に埋もれ、後から仕様を確かめられなくなる。そこで製品や実装から離れ、業務に出てくるものと、その間の関係だけを図にして関係者と合意する段階が置かれた。開発工程のどこで何を表す図なのかが問われる。
具体例
大学の履修管理なら、学生と科目を実体として置く。1人の学生は複数の科目を取り、1つの科目にも複数の学生がいるので多対多になり、実装では履修という中間の表を挟んで1対多の2組へ分ける。
試験での引っ掛け
多対多はそのままでは表にできず、連関エンティティを挟んで分解する。外部キーは多の側の表に置くという向きも逆に覚えやすい。データの流れを表すDFDとは目的が違う点、この図そのものは物理的な表定義ではない点も問われる。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問26(IPA)
E-R図に関する記述のうち,適切なものはどれか。
正解:管理の対象をエンティティ及びエンティティ間のリレーションシップとして表現する。
要点:E-R図は実体と実体間の関連でデータ構造を表す概念モデル
E-R図は、管理対象となる実体(エンティティ)と、実体どうしの関連(リレーションシップ)を図示して、対象業務のデータ構造を整理する記法である。特定のデータベース製品や実装方式に依存せず概念設計の段階で用いられる点が特徴。
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問50(IPA)
モデリングツールを使用して,本稼働中のデータベースの定義情報からE-R図などで表現した設計書を生成する手法はどれか。
正解:リバースエンジニアリング
要点:リバースエンジニアリングは実装から設計情報を復元する
リバースエンジニアリングは、完成した成果物を解析して仕様や設計情報を取り出す手法である。本問のように稼働中のデータベースの定義情報から E-R図などの設計書を起こす作業がこれにあたる。逆に設計書から実装を生成していくのがフォワードエンジニアリングである。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。