基本情報暗記無料で始める

スケールアウトとは?すけーるあうと

スケールアウトとは、サーバの台数を増やして全体の処理能力を高める拡張方式。1台あたりの性能を上げるスケールアップと対になり、負荷分散装置が要求を各台へ振り分ける。安価な機器のままでよく、稼働させたまま台数を足したり減らしたりできる一方、台をまたぐ処理の調整が必要になる点が違いになる。

最終更新:2026-10-09

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では2回出題され、ほかに1問の解説で触れられています(2017年度〜2018年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

この語が出る過去問を解く →

背景

処理が追いつかなくなったとき、かつては上位機種へ入れ替えるしかなく、入れ替えの間はサービスを止め、また足りなくなればもう一度買い替える必要があった。1台の性能には物理的な上限があり、上位機ほど価格の上がり方も急になる。安価な機器を並べて要求を分ける形にすれば、必要になった分だけ足し、不要になれば減らせる。クラウドで台数を自動増減させる仕組みは、この考え方の延長線上にある。

具体例

Amazon Web Services の Auto Scaling は、CPU使用率が一定を超えると同じ構成のサーバを自動で追加し、負荷が下がれば減らす。アクセスが集中するセール期間だけ台数を増やし、平常時は元に戻すという使い方ができるため、ピークに合わせた高性能機を年間通して抱えておく必要がなくなる。

試験での引っ掛け

台数を増やせば必ず速くなるわけではない。全台が同じデータベース1台を参照している構成では、そこが詰まって台数を足しても頭打ちになる。スケールアップとの向きも取り違えやすく、1台の性能を上げるのがアップ、台数を増やすのがアウトである。またセッション情報を各サーバのメモリに持たせると、振り分け先が変わるたびに接続が切れる点も問われる。

関連用語

出た過去問

問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

この語が出る過去問を解く →

試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2018年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • 台数を増やせば必ず速くなるわけではない。