負荷分散(ロードバランサ)とは?ふかぶんさん
負荷分散(ロードバランサ)とは、複数のサーバへ処理要求を振り分け、1台あたりの負荷を下げる仕組みや装置。処理能力の向上に加え、1台が故障しても残りで処理を継続できるため可用性も高まる。アクセス集中への備えとして問われる。
最終更新:2026-10-10
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1台のサーバで受けると、アクセスが集中したとき処理が追いつかず、その1台が壊れればサービス全体が止まる。台数を増やすだけでは、利用者の要求がどのサーバへ行くかが決まらず偏りが出る。そこで前段に振り分ける役を置き、増やした台数を処理能力と可用性に生かす。
具体例
採用募集の受付ページが応募開始直後にアクセス集中でつながらなくなった。翌年はサーバを3台に増やし、振り分け装置を前段に置いた。1台の保守作業も他の2台で処理を続けながら実施できるようになった。
試験での引っ掛け
大量アクセスを分散する仕組みではあるが、DDoS攻撃(多数の機器から一斉に通信を送りつける攻撃)を完全に防ぐものではない。また振り分け装置自体が故障すると全体が止まるため、その装置も冗長化が必要になる点が見落とされやすい。負荷分散が高めるのは可用性(使いたいときに使えること)であって、機密性・完全性ではない。サーバを増やしてもデータベースが1か所なら、そこが単一障害点(そこが止まると全体が止まる1か所)として残る。
関連用語
出た過去問
出典:平成28年度 秋期 基本情報技術者試験 午前 問14(IPA)
ロードバランサを使用した負荷分散クラスタ構成と比較した場合の,ホットスタンバイ形式によるHA(High Availability)クラスタ構成の特徴はどれか。
正解:待機系サーバとして同一仕様のサーバが必要になるが,障害発生時には待機系サーバに処理を引き継ぐので,障害が発生してもスループットを維持することができる。
要点:ホットスタンバイは待機系を確保し障害時も性能を維持
ホットスタンバイは同一構成の待機系を常時起動しておき、現用系の障害時に処理を引き継ぐ方式である。待機系は平常時に処理を分担しないため設備は余分に要るが、切替え後も1台分の性能をそのまま使えるので、障害時の性能低下が起きにくい。負荷分散クラスタは平常時に全台を使える反面、1台落ちると残りの負荷が上がる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。