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暗号文とは?あんごうぶん

暗号文とは、平文(元の読めるデータ)を暗号化して、鍵を持たない人には内容が分からない形に変えたデータ。正しい鍵で復号すると平文に戻る。暗号の強さは、暗号文から鍵や平文を割り出すのにどれだけ手間がかかるかで決まり、鍵の長さが長いほど総当たりで破るのに必要な試行回数が増える。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では2回出題されています(2017年度〜2018年度)。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

通信の途中で盗み見られることを完全には防げない以上、盗まれても読めない形にしておく必要があった。暗号文は、鍵を知らなければ意味が取れないように変換したデータであり、盗聴を前提にしても機密性(見せてはいけない人に見せないこと)を保つための手段である。

具体例

家庭の Wi-Fi ルータで WPA2 や WPA3(無線 LAN の暗号化の規格)を設定すると、スマートフォンとルータの間を流れるデータは AES(Advanced Encryption Standard。共通鍵暗号の代表的な方式)で暗号文にされる。電波を傍受されても、鍵を知らない第三者には内容が読めない。AES の鍵が256ビットなら、鍵の候補は2の256乗通りあり、総当たり(ブルートフォース攻撃)で鍵を探すと最大でその回数の試行が要る。

試験での引っ掛け

ブルートフォース攻撃は「一組の平文と暗号文を手掛かりに、鍵の候補を全部試す」攻撃で、平文と暗号文の関係を表す式から鍵を推定する攻撃とは別物として問われる。鍵長が n ビットなら最大試行回数は2の n 乗回で、ビット数をそのまま回数と答える誤りに注意。また、ディジタル署名は送信者の秘密鍵で作る本人確認と改ざん検知の仕組みで、内容を暗号文にして第三者から隠すことは目的ではない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では2回出題(2017年度〜2018年度)
  • 分野:テクノロジ系
  • ブルートフォース攻撃は「一組の平文と暗号文を手掛かりに、鍵の候補を全部試す」攻撃で、平文と暗号文の関係を表す式から鍵を推定する攻撃とは別物として問われる。