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WPA3とは?だぶりゅーぴーえーすりー

WPA3とは、WPA2 の後継として Wi-Fi Alliance が 2018 年に発表した無線LANのセキュリティ規格。正式名称は Wi-Fi Protected Access 3。家庭向けのパーソナル方式では、パスワードから直接鍵を作る WPA2 の方式(PSK)をやめ、SAE(Simultaneous Authentication of Equals)という鍵交換の手順を使う。これにより、盗み見た通信をもとに、攻撃者が手元でパスワードの候補を次々に試す攻撃(辞書攻撃など)が効きにくくなった。暗号化そのものには引き続き AES(共通鍵暗号の代表的な方式)を使う。

最終更新:2026-10-10

試験情報

基本情報技術者試験の過去問では1回出題されています。

基本情報技術者試験の頻出用語/テクノロジ系

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背景

WPA2 のパーソナル方式では、接続時のやり取りを一度傍受されると、攻撃者は電波の届かない場所に持ち帰って、パスワードの候補を好きなだけ試せた。家庭や店舗のパスワードは短く単純なことが多く、この弱点は大きかった。2017 年には WPA2 の鍵の取り決めの手順に KRACK と呼ばれる脆弱性も報告され、手順を作り直した次の世代として WPA3 が出た。

具体例

Apple の iPhone は iOS 13 から WPA3 に対応し、Windows 10・11 のパソコンも対応している。Wi-Fi 6 の認証(Wi-Fi CERTIFIED 6)を受ける機器には WPA3 への対応が求められる。家庭用ルーターには、古いスマホやゲーム機もつなげるよう WPA2 と WPA3 を同時に受け付ける「WPA2/WPA3 混在モード」が用意されていることが多い。

試験での引っ掛け

SAE は鍵交換の手順の名前で、暗号化方式ではない。暗号化方式は WPA2 と同じく AES 系であり、「WPA3 は AES に代わる新しい暗号方式を使う」は誤り。また WPA3 にしても、守られるのは端末とアクセスポイントの間の電波の区間だけで、Web サイトとの通信の保護は HTTPS の役目である。「WPA3 はどれか」の問題では、IPsec(通信を IP の層で暗号化する仕組み)や SSL/TLS など、通信を暗号化する別の層の技術と並べて出る。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では1回出題
  • 分野:テクノロジ系
  • SAE は鍵交換の手順の名前で、暗号化方式ではない。