仮想マシンとは?かそうましん
仮想マシンとは、1 台の物理的なコンピュータの上に、ソフトウェアで作り出した仮想的なコンピュータ。仮想マシンごとに別の OS(ゲスト OS)とアプリケーションを動かせ、物理マシンの CPU・メモリなどの資源を分け合って使う。試験では、物理マシンが止まったときに仮想マシンを残りの物理マシンへ移して動かす構成で、資源の使用率から何台まで止まっても耐えられるかを計算させる問題が出る。
最終更新:2026-10-10
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サーバを用途ごとに 1 台ずつ用意すると、台数が増えるわりに資源が余る。1 台に複数の仮想マシンを集めることで、機器の台数と費用を減らし、障害時の移し替えも楽になる。
具体例
Amazon の AWS で借りる EC2 のインスタンスは、Amazon のデータセンターにある物理サーバ上で動く仮想マシンで、利用者は CPU やメモリの量を選んで数分で起動できる。テレワークで使う VDI(仮想デスクトップ基盤)も、社員ごとの PC 環境をサーバ上の仮想マシンとして集めたもの。
試験での引っ掛け
仮想マシンはゲスト OS を丸ごと持つ。OS の中核部分を共有してアプリだけを分けて動かすコンテナとは、ここが違う(コンテナのほうが軽く起動が速い)。また、Java の JVM のような「中間コードを実行する仮想マシン」とは別の意味。計算問題では、止まった物理マシンの負荷が残りの台数に均等に配られることを忘れやすい。
関連用語
出た過去問
問題文で直接問われたものと、解説の中で触れられたものが含まれます。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問13(IPA)
仮想化マシン環境を物理マシン20台で運用しているシステムがある。次の運用条件のとき、物理マシンが最低何台停止すると縮退運転になるか。 〔運用条件〕 (1) 物理…
正解:5
要点:総使用量を残存台数で割り、90%を超える台数を探す
20台が各70%を使っているので、システム全体の資源使用量は70×20=1,400に相当する。k台が停止すると残る20−k台でこれを均等に分け合うため、1台当たりは1,400÷(20−k)となる。k=4なら1,400÷16=87.5%で条件を満たすが、k=5では1,400÷15≒93.3%となり90%を超えるので縮退運転に入る。したがって最低5台である。
出典:令和4年度 公開問題 基本情報技術者試験 科目A 問49(IPA)解説で登場
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。