ライブマイグレーションとは?らいぶまいぐれーしょん
ライブマイグレーションとは、動いている仮想マシン(1台の物理サーバ上で動く仮想的なコンピュータ)を、停止させずに別の物理サーバへ引っ越しさせる技術。実行中にメモリの内容を移動先へ転送し続け、差分がごく小さくなった最後の一瞬だけ処理を切り替えるので、利用者からは止まったように見えない。FEでは、サーバの保守やホスト間の負荷の偏りをなくす手段として、仮想化の利点の1つに挙げられる。
最終更新:2026-10-09
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物理サーバ1台に仮想マシンを何台も相乗りさせると効率は上がるが、そのサーバを修理・部品交換するたびに上の仮想マシンをすべて止めなければならず、集約するほど停止の影響が大きくなるという矛盾があった。仮想マシンは「メモリの中身とディスク」のデータでしかないことに着目し、動かしたまま別のサーバへ写す技術が2000年代に実用化された。これにより、サーバ保守は業務時間内でも行えるようになった。
具体例
VMwareのvMotionやMicrosoft Hyper-Vのライブマイグレーション機能を使うと、物理サーバのメモリを増設したいとき、その上の仮想マシンを別のホストに移してから電源を落とせる。オンラインゲームやWebサービスが「メンテナンスのお知らせ」なしで動き続けている裏側には、この仕組みがあることが多い。負荷が偏ったホストから空いているホストへ仮想マシンを逃がす自動配置にも使われる。
試験での引っ掛け
移動元と移動先が同じ共有ストレージを参照できる、CPUの種類に互換性がある、といった前提条件を満たさないと実行できない。仮想マシンをいったん停止してから移すコールドマイグレーションや、仮想マシンのコピーを取るスナップショット・バックアップと区別する。「稼働したまま」が要件で、数秒でも停止を伴うなら別の方式である。
関連用語
出典・参考
公式シラバスの2 コンピュータシステム > 1. システムの構成 > (2) システム構成に掲載されている用語です。
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。