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命令パイプラインとは?めいれいぱいぷらいん

命令パイプラインとは、1命令の実行をフェッチ・デコード・実行・メモリアクセス・書戻しといった段に分け、各段を別の命令が同時に流れるようにしてスループットを上げる方式。理想状態では1ピッチごとに1命令が完了し、D段でI命令なら所要は(I+D−1)ピッチになる。段数を増やすほど周波数は上げやすいが、分岐で捨てる仕事も増える。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では5回出題されています(2017年度〜2025年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

別名:パイプライン処理、パイプライン

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背景

1命令を最初から最後まで通してから次に取りかかる構成では、演算器が動いている間フェッチ回路は遊び、フェッチ中は演算器が遊ぶ。回路は載っているのに常に一部しか働いていない——この無駄を、工場の流れ作業と同じ発想で埋めたのがパイプラインである。段数・分岐ペナルティ・割込み応答の確定性はトレードオフの関係にあり、組込みでは深いパイプラインが必ずしも得にならない。

具体例

Arm Cortex‑M0+は2段、Cortex‑M4は3段と浅く、割込み応答の読みやすさを優先している。一方でCortex‑Aやサーバ向けコアは十段以上まで深くして周波数を稼ぐ。同じ命令セットでも、用途によって段数の設計が分かれる。

試験での引っ掛け

1命令あたりのレイテンシは短くならない。速くなるのはスループットで、この取り違えが定番。段数を増やせば理想スループットは上がるが、ハザードと分岐予測失敗のペナルティも段数とともに増えるため、実効性能は段数に比例しない。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では5回出題(2017年度〜2025年度)
  • 分野:午前II
  • 1命令あたりのレイテンシは短くならない。