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マルチコアプロセッサとは?まるちこあぷろせっさ

マルチコアプロセッサとは、1チップ上に複数のプロセッサコアを載せ、処理を並行実行させる構成。周波数を上げずに性能を伸ばせるため電力あたりの性能で有利で、組込みでは制御用コアと通信・表示用コアを役割で分けるヘテロ構成が典型になる。シラバスもMPU・MCU・DSPと並べてマルチコアプロセッサの選択を評価対象に挙げている。

最終更新:2026-10-06

試験情報

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の過去問では3回出題されています(2020年度〜2023年度)。

エンベデッドシステムスペシャリスト試験の頻出用語/午前II

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背景

性能を周波数で稼ぐやり方は、消費電力が周波数と電圧に効いてくるため、放熱と電池の制約に先に突き当たった。同じ電力予算なら、低い周波数のコアを並べたほうが総処理量を稼げる——この転換が2000年代半ばに起きた。ただし組込みでは、並べたコアが共有バスとキャッシュを取り合い、実行時間のばらつきが増えるという副作用を同時に抱え込むことになる。

具体例

ルネサスのR‑CarはArm Cortex‑A系のアプリケーションコアとリアルタイム制御用のCortex‑R系を同一チップに載せる。RP2040のように同じコアを2つ対称に載せ、片方を通信、片方を制御へ固定して使う構成もある。

試験での引っ掛け

コア数をn倍しても性能はn倍にならない——逐次実行部分が上限を決める(アムダールの法則)。1コアに複数スレッドを見せるマルチスレッド(SMT)とも別物。共有キャッシュとバスの競合で最悪応答時間はむしろ悪化しうるため、マルチコアだからリアルタイム性が上がるという記述は誤り。

関連用語

出た過去問

解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。

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試験での特徴
  • 試験では3回出題(2020年度〜2023年度)
  • 分野:午前II
  • コア数をn倍しても性能はn倍にならない——逐次実行部分が上限を決める(アムダールの法則)。