マルチコアプロセッサで用いられるスヌープキャッシュの説明として、適切なものはどれか。
選択肢
- ア各コアがそれぞれ独立のメモリ空間とキャッシュをもつことによって、コヒーレンシを保つ。
- イ各コアが一つのキャッシュを共有することによって、コヒーレンシを保つ。
- ウ共有バスを介して、各コアのキャッシュが他コアのキャッシュの更新状態を管理し、コヒーレンシを保つ。
- エ全てのキャッシュブロックを一元管理するディレクトリを用いて、キャッシュのコヒーレンシを保つ。
正解と解説
正解:ウ 共有バスを介して、各コアのキャッシュが他コアのキャッシュの更新状態を管理し、コヒーレンシを保つ。
マルチコアでは各コアが専用キャッシュをもつため、同じ主記憶の内容が複数のキャッシュに重複して存在し、一方の更新が他方に伝わらないと不整合が生じる。スヌープキャッシュは、各キャッシュの制御回路が共有バス上のアクセスを常時監視し、他コアの書込みを検知したら自分の該当ブロックを無効化・更新することで整合性を保つ方式である。バスを共有する比較的少数のコア構成に適している。
選択肢ごとの解説
- ア各コアが独立したメモリ空間をもつなら共有自体が起こらず、コヒーレンシ制御の説明にならない。
- イキャッシュを1つ共有する構成は不整合が起きないが、スヌープの説明ではない。
- ウ正解。共有バスを監視して他コアのキャッシュ更新状態を把握する。
- エディレクトリで一元管理するのはディレクトリ方式で、スヌープ方式とは別のアプローチ。
この問題に出た用語
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出典・参考
最終更新:2026-10-06/解説・選択肢ごとの解説は資格暗記が独自に作成しています。問題文と選択肢の出典は上記のとおりです。