複合イベント処理とは?ふくごうイベントしょり
複合イベント処理とは、次々に流れてくるイベントを蓄積せずにその場で条件と照合し、複数のイベントの組み合わせやその順序・時間間隔が条件に合った瞬間に処理を起動する方式。CEPとも呼ぶ。あらかじめ問合せを登録しておき、そこにデータを流し込むという、通常のデータベース処理とは向きが逆の構造をとる。
最終更新:2026-10-06
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データベースに格納してから問い合わせる方式では、格納と問合せの周期のぶんだけ結果が遅れる。不正利用の検知や設備の異常監視のように、数秒後に分かっても手遅れという要求には、この遅れが致命的になる。そこで「データを溜めて問合せを流す」のではなく「問合せを常駐させてデータを流す」設計に反転させたのが複合イベント処理である。試験ではビッグデータ・IoTの処理方式の1つとして問われる。
具体例
Apache FlinkやApache Kafka Streamsが代表的な実装で、クレジットカードの利用電文を流れの中で監視し、「10分以内に離れた地域で複数回の利用」といった組み合わせ条件に合致した瞬間に警告を出す、といった使い方をする。
試験での引っ掛け
バッチ処理やデータウェアハウスへの問合せとは向きが逆で、問合せを先に置いてデータを流す。単発のイベントに反応するだけの仕組みとも区別され、複数イベントの順序や時間窓を条件にできる点が「複合」の意味である。
関連用語
出た過去問
出典:平成31年度 春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問19(IPA)
ビッグデータの処理に使用されるCEP(複合イベント処理)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:ストリームデータをメモリ上に展開し、あらかじめ設定した条件に合致した場合に対応するアクションを実行する。
要点:CEPはストリームを即時に判定してアクションを起動する
複合イベント処理は、次々と到着するストリームデータをメモリ上で扱い、あらかじめ定めたパターンや条件に合致したイベントを検知して即座に処理を起動する仕組みである。蓄積してから後で集計するのではなく、到着した時点でリアルタイムに判定する点が特徴である。
出典:令和2年度 10月試験 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(IPA)
ビッグデータの処理に使用されるCEP(複合イベント処理)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:連続して発生するデータに対し、あらかじめ規定した条件に合致する場合に実行される処理を実装する方式である。
要点:CEPは流れるイベントを条件照合して即時に処理を起動
CEP(複合イベント処理)は、絶え間なく流れ込むイベントデータをその場で評価し、あらかじめ定義しておいたパターンや条件に合致した時点で処理を起動する仕組みである。データを蓄積してから集計するのではなく、流れているうちに判定する点が特徴で、これを述べたエが正しい。
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
ビッグデータの処理に使用されるCEP(複合イベント処理)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:連続して発生するデータに対し、あらかじめ規定した条件に合致する場合に実行される処理を実装する方式である。
要点:CEPは流れるイベントを条件照合して即時に処理を起動
CEP(複合イベント処理)は、絶え間なく流れ込むイベントをその場で評価し、あらかじめ定義したパターンや条件に合致した時点で処理を起動する仕組みである。蓄積してから集計するのではなく流れているうちに判定する点が特徴で、エが正しい。
出典:令和6年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問16(IPA)
ビッグデータの処理に使用されるCEP(複合イベント処理)に関する記述として、適切なものはどれか。
正解:連続して発生するデータに対し、あらかじめ規定した条件に合致する場合に実行される処理を実装する方式である。
要点:CEPはイベント列を条件に照らし即時処理する方式
CEP(複合イベント処理)は、絶え間なく流れ込むイベントデータをためずにその場で評価し、あらかじめ定義したパターンや条件に合致した瞬間に処理を起動する方式である。蓄積してから集計するバッチ型の分析と違い、低遅延で反応できるのが特徴で、株取引の監視やセンサーデータの異常検知などに使われる。
出典・参考
解説は資格暗記が独自に作成しています。過去問の出典は各問題に記載のとおりです。