原子性とは?
原子性とは、トランザクションに含まれる処理が「すべて実行される」か「まったく実行されない」かのどちらかで終わる性質。
データベーススペシャリスト試験の過去問では4回出題されています(2016年度〜2022年度)。
げんしせい
原子性の意味
トランザクションに含まれる処理が「すべて実行される」か「まったく実行されない」かのどちらかで終わる性質。
原子性の具体例
途中で異常終了した場合、それまでの更新はロールバックされ、開始前の状態に戻る。
原子性は試験でどう引っ掛けられる?
原子性と関連する用語
原子性が出た過去問
トランザクションの原子性(atomicity)の説明として、適切なものはどれか。
正解:トランザクションが終了したときの状態は、処理済みか未処理のどちらかしかない。
要点:原子性は全て実行か全く実行しないかのどちらかになる性質
原子性は、トランザクションの処理が全て実行されるか、全く実行されないかのどちらかになる性質である。途中で異常が起きた場合はロールバックして開始前の状態に戻すため、中途半端に一部だけ反映された状態は残らない。
出典:平成28年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問17(IPA)トランザクションのACID特性の説明として、適切なものはどれか。
正解:トランザクションの実行の結果が矛盾した状態になることはない。
要点:一貫性は実行の前後で矛盾のない状態が保たれること
ACID特性の一貫性(consistency)は、トランザクションの実行前後でデータベースが矛盾のない状態に保たれることを意味する。原子性により中途半端な状態は残らず、耐久性によりコミット済みの結果は障害後も失われず、独立性により同時実行の影響を受けない。
出典:平成29年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問16(IPA)DBMSに実装すべき原子性(atomicity)を説明したものはどれか。
正解:トランザクション内の処理は、全てが実行されるか、全てが取り消されるかのいずれかである。
要点:原子性は全実行か全取消しのいずれかを保証する
原子性は、トランザクション内の処理が全て反映されるか、全て取り消されるかのどちらかになることを保証する性質である。途中で異常が起きた場合はロールバックによって開始前の状態に戻され、一部だけ反映された中途半端な状態は残らない。
出典:平成30年度 春期 データベーススペシャリスト試験 am2 問18(IPA)トランザクションのACID特性のうち、原子性(atomicity)の記述として、適切なものはどれか。
正解:トランザクションの処理が全て実行されるか、全く実行されないかのいずれかで終了すること
要点:原子性は全実行か全未実行かのどちらかで終わること
原子性は、トランザクションを構成する処理が全部実行されるか1つも実行されないかのどちらかに収まり、中途半端な状態で終わらないことを指す。途中で異常が起きた場合はロールバックによって開始前の状態へ戻される。よってウが正しい。
出典:令和4年度 秋期 データベーススペシャリスト試験 am2 問15(IPA)
最終更新:2026-08-25/解説は資格暗記が独自に作成しています。 過去問の出典は各問題に記載のとおりです。